![パリーニャ弾で競り勝ったスパーズが16戦ぶり白星[写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
プレミアリーグ第34節が25日に行われ、ウルヴァーハンプトンとトッテナム・ホットスパーが対戦した。
現在18位のトッテナムは前節、指揮官の古巣ブライトンとのホームゲームを2-2のドローで終え、新体制2戦目での初勝利を逃した。2ポイント差で17位のウェストハムと一騎打ちの様相を呈す残留争いのなか、今節は最下位ですでに降格が決定したウルヴス相手に勝ち点3を目指した。
逆転残留へ勝ち点3が必須のトッテナムが立ち上がりから相手を押し込んで攻勢を仕掛けていく。サイドを起点に幾度か際どいシーンを作り出すと、12分には相手のミスパスをカットしたランダル・コロ・ムアニが枠のわずか右に外れる強烈なシュートでゴールを脅かす。
アウェイでゴールを果敢に狙う姿勢を示したトッテナムだが、時間の経過とともにホームチームにイーブンの展開に持ち込まれる。ピンチこそないものの、自陣の深い位置まで運ばれるシーンが増えていく。
そんななか、前半終盤にはアクシデントが発生。筋肉系のトラブルに見舞われたドミニク・ソランケがプレー続行不可能となり、40分にリチャーリソンのスクランブル投入を余儀なくされた。結局、前半は70%近いボール保持率を記録したものの、枠内シュート0本と攻めあぐねる状況が続いたまま0-0のスコアで試合を折り返した。
迎えた後半、トッテナムはコロ・ムアニを下げてマティス・テルをハーフタイム明けに投入。押し込まれた立ち上がりを凌いだ51分にはカウンターからボックス左で内側に切り込んだシャビ・シモンズに決定機が訪れるが、右足シュートを大きくふかしてしまう。
すると、58分にはそのシャビ・シモンズにアクシデント発生。着地の際に右ヒザを負傷し、苦悶の表情を浮かべたオランダ代表MFは担架でドレッシングルームへ。この試合2人目の負傷を受け、ロベルト・デ・ゼルビ監督はこのタイミングでルーカス・ベリヴァル、ジョアン・パリーニャをピッチに送り出した。
相次ぐアクシデントで嫌な流れが漂う中で幾度かピンチを凌ぐと、69分にはペドロ・ポロの右CKをロドリゴ・ベンタンクールがドンピシャのヘッドで合わすが、これはGKジョゼ・サのビッグセーブに阻まれる。
それでも、残留へ気概を見せたトッテナムは82分、右CKの流れからゴール前で混戦を作ると、リチャーリソンのシュートをゴール右に詰めたパリーニャが右足でコースを変えてゴールネットへ流し込んだ。
土壇場で先制に成功したトッテナムは中盤を1枚削ってラドゥ・ドラグシンの投入で3バックに変更し、後半最終盤で1点を守り切る選択に。そして、GKアントニーン・キンスキーの試合終了間際のビッグセーブなどで前がかるホームチームの反撃を撥ね返したチームは2026年、新体制初勝利となる16試合ぶりの白星を挙げた。
同時刻開催の一戦でウェストハムが勝利したことで降格圏脱出はならずも、逆転残留へ望みをつなぐ勝ち点3を手にした。
【スコア】
ウルヴァーハンプトン 0-1 トッテナム・ホットスパー
【得点者】
0-1 82分 ジョアン・パリーニャ(トッテナム・ホットスパー)