町田を率いる黒田監督 [写真]=J.LEAGUE

 FC町田ゼルビアを率いる黒田剛監督が、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)ファイナルズの決勝アル・アハリ・サウジ戦に向けた前日会見に出席。初のアジア制覇に向けて決意を示した。24日、AFC(アジアサッカー連盟)が同指揮官のコメントを伝えている。

 町田は、2024シーズンの明治安田J1リーグで3位フィニッシュし、25-26シーズンのACLEの出場権を獲得。東地区のリーグフェーズを1位で突破すると、ラウンド16、準々決勝、準決勝をすべて1-0で接戦をものにし、初のアジアの舞台で決勝へ駒を進めた。

 そして決勝では連覇を目指すアル・アハリ・サウジと激突。準決勝でヴィッセル神戸を下したアル・アハリ・サウジは、セネガル代表GKエドゥアール・メンディ、アルジェリア代表FWリヤド・マフレズ、イングランド代表FWイヴァン・トニーなど各ポジションに欧州でも活躍してきた実力者を揃えている。

 前日会見に出席した黒田監督は、完全アウェイとなる『キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアム』での対戦について「このような環境で試合を行ってきませんでしたが、これまでの試合が成長の役に立っている」とコメント。アル・イテハド、アル・アハリ・ドバイと中東の強豪クラブを立て続けに撃破したことで自信を覗かせている。

「選手たちは新しい感覚をつかみ、その勢いを決勝につなげたいと考えている。スタジアムはホームチームのサポーターでいっぱいになるだろうが、我々はそれを理解しているし、圧倒されないように最善を尽くしたい」

「ただ、町田ゼルビアの強さをどれだけ見せられるかだと思う。準備期間は1日少なかったが、それなりの時間はあった。選手たちは良い状態だし、コンディションを言い訳にはしたくない。この試合に正面から立ち向かい、全力を尽くしたいと思う」

 また、アル・アハリ・サウジを率いるドイツ人のマティアス・ヤイスレ監督は、「町田は規律正しく、非常に高い運動量を誇るチーム」と、町田を評価した。

「ボールを保持していない時も、ピッチ上のすべての選手が全力でプレーする。彼らからゴールを奪うのは簡単ではないし、大会通じて12試合で7失点と、ほどんど失点していない。これは組織力の高さを証明するものであるし、厳しい試合になることは間違いないだろう」

 FC町田ゼルビアvsアル・アハリ・サウジのACLEファイナルズ・決勝は日本時間25日25時1時15分にキックオフを控えている。