
シーズンは残り5試合。優勝争いは2チームが勝ち点70で並び、得失点差まで同じという歴史的なデッドヒートの様相を見せている。
これまで首位を守り続けていたアーセナルは、19日に行われた第33節で2位のマンチェスター・シティと対戦。試合は2ー1でシティが勝利を収め、両者の勝ち点差は「3」に縮まると、1試合消化が少なかったシティは22日に降格圏のバーンリー相手に危なげなく勝利を収め、勝ち点70で両チームが並ぶことに。得失点差も「+37」で並んだ中、総得点でシティがアーセナルを「3」上回り、首位に浮上することとなった。
2003-04シーズン以来のプレミアリーグ優勝を目指すアーセナル、連覇を目指すリヴァプール、そして直近5シーズンで4度優勝しているシティが今シーズンも牽引。開幕節ではシティが首位に立つも、2節でアーセナルが首位に。3節から6節まではリヴァプールが首位に立ったが、7節以降はアーセナルが首位を守り続けていた。しかし、33試合を終えた時点でシティが逆転。シーズン終盤に驚異的な強さを見せるシティがまくる形となった。
そんなプレミアリーグも残りは5節。シティとアーセナルに絞られた中、残り5試合の対戦相手を改めて整理する。
1位:マンチェスター・シティ(勝ち点70/得失点差+37/得点66)
第35節(A):5/4(月) エヴァートン(10位)
第36節(H):5/9(土) ブレントフォード(9位)
第37節(A):5/17(日) ボーンマス(7位)
第31節(H):未定 クリスタル・パレス(13位)
第38節(H):5/24(日) アストン・ヴィラ(4位)
シティは、残り5試合のうちクリスタル・パレス(13位)との試合が日程未定という状況。すでに、アーセナルを決勝で下してカラバオ・カップで優勝しており、FAカップも準決勝まで勝ち上がっているため、国内3冠の可能性が残っている。
ホームではクリスタル・パレス戦を含めて3試合残っているが、対戦相手の4チームがトップハーフに。アストン・ヴィラ(4位)はチャンピオンズリーグ出場権、ボーンマス(7位)、ブレントフォード(9位)、エヴァートン(10位)はヨーロッパのカップ戦出場権を懸けた戦いとなり、シティとはいえども一筋縄ではいかない可能性がある。
この5チームとの今季対戦成績は4勝1敗。アストン・ヴィラにはアウェイで1ー0と負けているが、残りの4チームには全勝、さらに失点はボーンマス戦の「1」のみと盤石とも言える結果だ。
2位:アーセナル(勝ち点70/得失点差+37/得点63)
第34節(H):4/25(土) ニューカッスル(14位)
第35節(H):5/2(土) フルアム(12位)
第36節(A):5/10(日) ウェストハム(17位)
第37節(H):5/17(日) バーンリー(19位)
第38節(A):5/24(日) クリスタル・パレス(13位)
対するアーセナルは、ボトムハーフの5チームが相手。とはいえ、ニューカッスル(14位)やフルアム(12位)、そしてクリスタル・パレスと曲者が揃っている。さらに、ウェストハム(17位)は熾烈な残留争い中ということもあり、死に物狂いで勝ち点を取りに来るはずだ。アーセナルが自力で優勝を掴むには大量得点での勝利が必要であり、とにかく5連勝を目指し、シティにプレッシャーをかけ続けることが重要となるだろう。
この5チームとの今季対戦成績は5勝。シティと共に前半戦同様の結果になれば、アーセナルが再度逆転することとなる。ただ、シティと大きく異なるのはチャンピオンズリーグ(CL)で勝ち残っているということ。アトレティコ・マドリードとの準決勝が間に入ってくるということもあり、シティ以上に厳しい日程と言えそうだ。
いずれにしても最後の最後まで目が離せないことは確実。史上稀に見るデットヒートを制するのはどちらになるか、注目は必至だ。