就任初年度でプレミアを制覇したスロット監督だが今季は不安定な戦いが続く [写真]=Getty Images

 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督は来シーズンも続投する可能性が高いようだ。21日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 長期政権を築いたユルゲン・クロップ前監督の後を引き継ぎ、就任初年度でプレミアリーグを制覇したスロット監督。しかし、総額4億ポンド(約861億円)以上を費やす超大型補強を敢行した迎えた今シーズンは序盤から不安定な戦いが続き、残り5節となったプレミアリーグでは首位アーセナルに「15」ポイント差をつけられ連覇は絶望的に。チャンピオンズリーグ(CL)、カラバオ・カップ、FAカップからも敗退し、無冠が決定的となっている。

 全公式戦を通じて17敗を喫するなど、開幕前の大きな期待とは裏腹に不本意なシーズンを過ごしているリヴァプールだが、現時点で指揮官交代に踏み切る可能性は低い模様。報道によると、来シーズンのCL出場権獲得の目処が立っていることから、首脳陣はスロット監督を続投させる方針だという。スロット監督の現行契約は2027年6月末までとなっており、来る2026-27シーズンが契約最終年となる。

 スロット監督の進退の大きな判断材料となっている来シーズンのCL出場権だが、プレミアリーグは今シーズンの成績によって最低5枠を獲得。リヴァプールは第33節終了時点で勝ち点「55」の5位につけており、ともに1試合消化の多い6位ブライトンに暫定「5」ポイント差、7位チェルシーに暫定「7」ポイント差をつけている。残り5試合の対戦相手はクリスタル・パレス、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アストン・ヴィラ、ブレントフォードだ。

 なお、リヴァプールは今夏の移籍市場にて、退団するエジプト代表FWモハメド・サラーの後釜となるアタッカーを含め複数ポジションの補強を検討しているとのこと。スロット監督は「夏は大きな挑戦の時期だ。何度も言ってきたように未来は非常に明るい。優秀な選手が去った後、新たな選手を獲得できれば尚更だ」と語っているが、同時に「選手を獲得するためには選手を売却しなければならない」とも強調している。

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