ニューエラジャパンは2026年4月、健康科学の専門家と共同で実施した「帽子の表面温度を下げる"5秒リセット"術」の実証結果を発表した。本調査および実測は2026年4月1日に武蔵野美術大学にて、健康科学の専門家である北徹朗教授監修のもと、人工太陽を模した白熱灯を用いた照射実験およびサーモグラフィによる温度測定によって行われた。

真夏日の前倒しで進む"二季化" 今春は「10年に一度レベル」の高温か

  • 春の熱中症アラートマップ

    春の熱中症アラートマップ

2026年4月11日には東京都で今年初の夏日が観測され、静岡市では30度超えの真夏日を記録した。気象庁の発表によると、4月は全国的に気温が高くなる可能性があり、東海以西では10年に一度レベルの高温が予想されている。

気象予報士の菊竹桃香氏は、今年のGWは最大12連休となる一方で、体がまだ暑さに慣れていない時期の急激な気温上昇に注意が必要だと警鐘を鳴らす。環境省は熱中症警戒アラートを4月22日から運用開始する予定であり、早めの対策が不可欠となっている。

春の紫外線は35年で倍増 「空気がきれいになった」代償か

気象庁のデータによると、紫外線が「非常に強い」日はこの35年間で約2倍に増加している地域がある。大気汚染の改善によりエアロゾルが減少したことで、紫外線が地表へ届きやすくなったことが主因とされる。4月の紫外線量は残暑の9月とほぼ同等であり、1日の中では10〜14時が最も強い時間帯となるため、油断は禁物だ。

頭部温度が15℃低下 かぶるだけで違う帽子のチカラ

武蔵野美術大学の北徹朗教授の監修による実測では、帽子の着用効果が顕著に現れた。非着用時の頭部表面温度が57.5℃に対し、赤色の帽子を着用した場合は41.6℃となり、15.9℃の差が実測された。頭部を守ることが体全体の熱中症予防として重要であることが示されている。

  • 帽子着用時の頭部表面温度の変化

    帽子着用時の頭部表面温度の変化

熱も紫外線も防げるのは"淡い色"? 専門家がおすすめする帽子の色

帽子の色によって熱と紫外線の遮断特性は異なる。白色は帽子内の温度上昇を最も抑えられる一方、紫外線を通しやすい特性がある。反対に黒などの濃色系は紫外線を遮断するが、熱がこもりやすい。北教授は、熱対策と紫外線対策の両方を兼ね備えている「淡色系(グレーなど)」を、熱中症対策としてベストな色として推奨している。

  • 帽子の色別の温度の変化と紫外線量

    帽子の色別の温度の変化と紫外線量

男女問わず誰でもおしゃれに熱中症対策 ニューエラ「9TWENTY」シリーズ

ニューエラでは、浅めの被り心地でカジュアルな「9TWENTY(ナイントゥエンティー)(Washed)」を展開している。柔らかな生地感が特徴で、リアのストラップでサイズ調整が可能なため、性別や年代を問わず選ばれている。

  • 9TWENTY(ナイントゥエンティー)

    9TWENTY(ナイントゥエンティー)

ラインナップには「9TWENTY ウォッシュドコットン ペブル」、「9TWENTY スクリプトロゴ ウォッシュドコットン カーキ×ホワイト」、「9TWENTY ウォッシュドコットン Mini Logo ニューヨーク・ヤンキース ピンク/ホワイト」、「9TWENTY ウォッシュドコットン Mini Logo ニューヨーク・ヤンキース アイボリー/ミッドナイトネイビー」などが揃う。

専門家が実証 「帽子を脱いで振るだけ」で温度が10℃以上低下する"5秒リセット"術

北教授は、たった5秒で帽子の温度を低下させる「帽子を脱いで振るだけ」という方法を推奨している。9TWENTYを用いた実験では、最も熱くなりやすいブラックでも10回の扇ぐ動作で表面温度が7.5℃低下し、ホワイトとほぼ変わらない温度まで戻ることが確認された。仮に表面温度が40℃を超えた状態でも、帽子を取って振ることで20℃台まで低下することも分かっている。

  • 帽子表面温度の経過と扇ぎ動作後の低下

    帽子表面温度の経過と扇ぎ動作後の低下

保育士の熱中症リスク軽減へ ニューエラが都内の保育園へ帽子を配布

保育園では子供への帽子着用が徹底されている一方で、保育士自身が帽子をかぶる習慣は少なく、熱中症リスクが見過ごされがちである。ニューエラは、散歩や外遊びの引率を行う保育士の負担を軽減するため、都内の一部の保育園へ帽子の無償提供を実施する予定だ。