野村不動産とタオ・エンターテイメントがエンターテインメント事業に取り組むために設立したNRE&TAOエンターテイメントパートナーズは4月9日、和太鼓パフォーマンス集団DRUMTAOの専用劇場「DRUM TAO THEATER KYOTO」を京都市に開業した。
「DRUM TAO」の新たな常設拠点に
同劇場は、世界31カ国・500都市での公演実績を持ち、累計観客動員数1,000万人を超えるDRUM TAOの新たな常設拠点となる。パフォーマンスを高い没入感で体験できる専用劇場であると同時に、鑑賞前後の滞在そのものをエンターテインメントとして楽しめるよう設計されている。地元の職人やアーティストとの協働により、日本の伝統を取り入れた空間装飾も施し、京都の夜を彩る文化拠点としても展開する。観光や仕事で過ごした一日の締めくくりとして、ナイトタイムにふさわしいエンターテインメント体験を提供する。
特に京都では、多くの寺院や文化施設が夕方頃に閉館する一方で、夜間に楽しめる観光コンテンツが不足していることから、特定エリアに観光客が集中するなど、オーバーツーリズムの課題が指摘されている。こうした中、京都駅八条口側に夜間でも訪れることができる新たなエンターテインメント拠点が誕生することで、観光客の分散にも寄与することが期待される。
DRUM TAOのパフォーマンスは、文化や国境といったあらゆる障壁を越え、世界中の人々の興奮と感動を届けてきた。同劇場では、世界中の人々が集う文化の交差点・京都において、言語や文化を越えたエンターテインメントを通じて、人と人の心の距離を近づける体験を創出する。
和太鼓エンターテインメントを没入体験
同劇場は、DRUM TAOによる興奮と感動を、より没入感のあるかたちで体験してもらうため、僅か300席規模の専用劇場として設計された。観客からステージまでの距離を極限まで近づけ、音と熱気を最大限に感じることができる、和太鼓のために生み出された空間。和太鼓の音圧から出演者の息づかいまでを間近で体感でき、臨場感あふれる没入体験を実現している。
ラウンジ、ルーフトップ、ギフトショップを併設
さらに、劇場にはバーカウンターを設け、厳選されたドリンクやフードを楽しめる「LOUNGE」や、自然を感じながら京都の街並みを一望することもできる開放感あふれる「SKY TERRACE」、本劇場オリジナルグッズが購入できる「GIFT SHOP」を併設し、劇場体験を通して、京都の夜を最大限楽しめる場を用意している。
加えて、空間演出においても、日本らしさとDRUM TAOの世界観を体感できるよう、随所に工夫を施している。入口には、劇場の象徴となる巨大提灯と巨大暖簾を設置。提灯は江戸時代より続く「小嶋商店」と、世界最大級の大きさを誇る暖簾は大正創業の老舗「のれん中むら」と共同制作した。そこに描かれる紋は、伝統技法と現代技術を融合した「京源」紋章上繪師である波戸場承龍氏、波戸場耀鳳氏によるオリジナル作品。来場者が足を踏み入れた瞬間から、日本の伝統文化と非日常を体感できる空間を創出している。




