「“すぐ潰すぞ”っていう派がいた」テレビプロデューサーの佐久間宣行氏が、過去に手掛けた人気番組の“継続危機”を明かした――。
「みなさん、好きな番組は応援してあげてください」
8日深夜のニッポン放送『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(毎週水曜27:00~28:30)では、番組制作の話題に。元テレビ東京の佐久間氏は、2009年~2015年に放送された『ピラメキーノ』について、「“子供番組をやったほうがいい”って言って、はじめたんだけど。めちゃくちゃ反対されたの」と回想。視聴ターゲット層が変わったため、スポンサーが“全降り”したといい、「会社中の吊し上げに遭ったのよ(笑)。営業の偉い人中心に、“すぐ潰すぞ”っていう派がいた」そうで、「編成の俺派の人たちは、“佐久間の考えが正しいんじゃないか”と。夕方は子供と主婦しか観てないから、そこで開発したほうがいい派がめちゃくちゃケンカしてて」と振り返った。
そのため、「3カ月後に何かしらの結果を出してくれ」と忠告されたという佐久間氏。そこで、よみうりランドで7,000人規模の無料イベントを開催したが、「テレビ東京で生中継して、ブームになってますよ! って。何とか続けさせようっていうのが、俺と編成の作戦だった」と告白。「ピラメキたいそう」のヒットや、メインレギュラーのはんにゃ、フルーツポンチの人気に後押しされ、イベントは満員だったそうで、「生中継のとき、テレビ東京に残ってるスタッフに、“テレビ東京中のテレビを全部つけろ! 満員のところを見せろ!”って」「ドラマみたい(笑)」と懐かしそうに語った。
イベントは大盛況に終わり、無事に『ピラメキーノ』は継続が決定。「番組ってね、マジですぐ終わんの」としみじみつぶやいた佐久間氏は、「よっぽどスターの人とか、最初から調子いい番組は別だけど。あとは、編成にめちゃくちゃ目利きの人がいて、“これは伸びる”っていう場合もあるけど。そうじゃないと終わるから、何とか粘って続けるしかない。でも、それが叶わなくて終わった番組もたくさんある」と吐露。自身の場合も、高視聴率だったにもかかわらず、終了させられた番組があるといい、「今続いてる番組っていうのは、どれも奇跡なんで。みなさん、好きな番組は応援してあげてください(笑)」と呼びかけていた。
なお『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。また、『オールナイトニッポン0』は、ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」で放送と同時に映像でも配信中。放送後には「17LIVE」限定のアフタートークも配信されている。
【編集部MEMO】
佐久間宣行氏がパーソナリティを務める『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』は、2019年4月にスタート。前月に行われた発表会見では、「この年になって、夢がかなうことがあるんだなと。中学時代から聴いていた『オールナイトニッポン』にまさか43歳でオファーがあるなんて」と驚き、就職活動でニッポン放送に落ちたことに触れながら、「『オールナイトニッポン』のディレクターをやりたかったんです。でも、まさか演者として出るとは」と話していた。
