「100円ショップ」として日本人におなじみのダイソー。実はアメリカでも多数展開しており、現地でも気軽に立ち寄れる存在です。とはいえ、日本と同じ感覚で使えるのか、気になるところ。そこで今回は、私が住むコロラド州デンバーにほど近いオーロラ店を訪れ、価格や品揃えの違いをチェックしてみました。
ちなみにダイソーは現在、全米で188店舗を展開中。2025年3月22日にオープンしたコロラド州オーロラ店は、約1年が経った今なお多くの来客でにぎわっています。
店舗の印象は“ほぼ日本”! ただし客層に違いあり
入店してまず感じたのは、「あれ、ここ日本のダイソー?」と思うほどの安心感。広さも日本の郊外型店舗とほぼ同じで、商品棚やカテゴリー分けもそのまま。見慣れた景色に、思わず「落ち着く……」とほっこりしました。
ただし、客層は少し異なる様子。日本人ばかりかと思いきや、アジア系の来客はほとんど見かけず、地元のアメリカ人が日用品店として普通に利用している印象でした。すでに“ローカル店”としてしっかり根付いているようです。
価格は2.25ドル〜。もはや“100円ショップ感覚”ではない
日本の100円ショップ感覚で行くと、少し驚くのが価格設定。値札のない商品は基本2.25ドル、その他の商品も日本円ベースに応じて段階的に決められています。
2026年3月時点のレートは1ドル約159円なので、感覚としては“400円均一”(正確には約357円)に近いです。日本の100円ショップほど激安ではありませんが、「お手頃価格で日本品質を手に入れられる店」と考えれば納得。ちょっとお財布に余裕があれば、安心して買い物できます。
品ぞろえはほぼ日本! でも“アメリカ仕様”が面白い
ラインナップは、キッチン用品や掃除グッズ、文房具など、日本の店舗と同じ感覚で揃っています。一方、よく見ると、アメリカ向けに工夫されている部分も。特にお菓子は種類が豊富かつ、パッケージはすべて英語表記になっています。こうした工夫に、日本らしい「おもてなし」を感じて、ちょっと誇らしい気持ちにもなりました。
そして個人的に「おぉっ!」と思ったのが、「MUSUBI MAKER」です。日本ではおなじみのおにぎりを作るアイテムですが、パッケージは英語表記で国内向けとは少し異なる仕様。現地の市場に合わせてうまく展開されていることが分かります。
さらに、店内にはアメリカブランドのキッチンクリーナーや漂白剤も並んでいて、「日本の便利さ+現地仕様」のバランスが絶妙です。
実際に買ってみたもの
今回は、日用品や食料品、キッチン小物など計18点を購入。合計金額はなんと……45.95ドル! (約7,942円)。日本で同じ量を買うと約2,000円くらいの感覚なので、合計金額を見た瞬間はちょっとドキッとしました。ではここで、購入品の中からお気に入りをいくつか紹介します。
日本と同じ掃除用品で、海外生活も快適
まずは日用品シリーズから。購入したのはセスキクリーナー、ポリエチレン手袋、厚手のペーパータオルなど。特にセスキシリーズは、日本でも私が愛用していた定番商品です。海外の強力すぎる洗剤に抵抗がある私にとって、使い慣れた道具で掃除できると、やっぱり気持ちが落ち着きます。
食料品は日本の味そのまま! ただし価格は高め
次に、現地のスーパーではなかなか手に入らない日本の食料品シリーズをご紹介。ベビースター2ドル、じゃがりこ3ドル、おーいお茶2.75ドル。日本人の感覚では「ギョッ」と思う価格ですが、海外で日本の味を楽しめるなら、むしろコスパは◎です。
日本品質の小物は機能性抜群
最後はキッチン小物シリーズ。フードクリップやバターケース、スポンジラックなど、アメリカ製だと機能性がイマイチなこともありますが、ダイソーの商品はコンパクトで機能的。細かな工夫が凝らされた日本製品が2.5ドルで手に入ると考えると、ちょっとしたお得感を味わえます。
節約向きではないけど安心感は絶大
良かった点は、日本と同じ感覚で商品を選べることと、品質の安心感。海外生活で、日本製の便利グッズが手に入るのは思った以上に心強いポイントです。
気になる点は、やはり価格面。日本の100円ショップ感覚でまとめ買いすると、「思ったよりお財布に優しくないな……」と感じるのが正直なところです。ですが、ちょっと高めでも手に入る安心感とクオリティを考えると、納得できる範囲に収まります。
アメリカのダイソーは「とにかく安く!」という人向けではありませんが、「日本品質を気軽に手に入れたい」「海外でも快適に暮らしたい」という人には、頼もしい存在だと感じました。











