オリコンは4月1日、「クレジットカード 年会費無料/クレジットカード/ゴールドカード/プラチナカード」の専門家評価の調査結果を発表した。調査は2026年1月16日~1月27日、金融系の専門家40人を対象に行われた。なお本ランキングは、これらの専門家が各ランキング項目について評価を行ったもので、調査対象商品数は、クレジットカード年会費無料18商品、クレジットカード10商品、ゴールドカード13商品、プラチナカード13商品となる。
クレジットカード 年会費無料 総合ランキング
「クレジットカード 年会費無料(専門家評価)」ランキングでは「楽天カード」が総合1位となった。評価項目別では、「ポイント・マイル」「サービスの品質」の2項目で1位と、高い評価を受けている。
同カードのメリットは、年会費が永年無料で負担にならないことに加え、100円の買い物につき基本1ポイントが貯まり、還元率が1%と高いこと。特に楽天市場で買い物をする際は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)を意識できる。うまく活用すれば還元率が最大で3倍以上となり、お得に買い物できる。一方で、貯まったポイントは楽天市場や楽天トラベル、楽天ペイ、街の提携店舗などで利用できるため、利便性も高いといえる。
総合2位は「JCB CARD W」がランクイン。評価項目別「ポイント・マイル」「付帯サービス」「サービスの品質」の全3項目でも2位を獲得した。また、総合3位の「JCB CARD W plus L」は、評価項目別「ポイント・マイル」「付帯サービス」「サービスの品質」の3項目で3位となっており、各項目でバランスよく高い評価を得ている。専門家からは、両カードともに1%ポイント還元や特定店舗でのボーナスポイントに加え、海外旅行傷害保険やショッピング補償などの付帯サービスが評価されている。また、39歳以下入会限定でポイント還元率が一般カードの2倍となる点や、Amazon・スターバックスなどのパートナー店舗で高還元となる点も高く評価されている。
総合8位の「JCBカード S」は、「付帯サービス」で1位を獲得した。同サービスを評価した専門家からは、"会員向け優待サービス「クラブオフ(Club Off)」の特典が強い"といった評価が寄せられている。通常、企業の福利厚生や会員向けサービスの一環として提供されることが多い「クラブオフ(Club Off)」を、年会費無料で利用できる点が特長だ。
クレジットカード 総合ランキング
「クレジットカード(専門家評価)」ランキングでは「ビックカメラSuicaカード」「楽天ANAマイレージクラブカード」が同点で総合1位となった。評価項目別では、ビックカメラSuicaカードが「ポイント・マイル」「コストパフォーマンス」の2項目で1位を獲得。楽天ANAマイレージクラブカードも「ポイント・マイル」「コストパフォーマンス」「付帯サービス」の3項目でトップ3に入っており、安定して高い評価を得ている。
ビックカメラSuicaカードは、クレジットカードからIC乗車券へチャージして、そのまま電車やバスの利用に使うことができる点が大きな特長となっている。貯まったポイントは、家電製品やパソコン関連商品、さらにはゲームソフトなどの購入にも利用できるため、日常生活の中で自然にお得を実感できるカードといえる。
楽天ANAマイレージクラブカードは、ANAマイルコースを選び、日々の買い物でANAマイルを貯めて、休暇には海外旅行を楽しむといった、いわゆる「陸マイラー」と呼ばれる利用スタイルにも適しており、日常の買い物を通じてマイルを貯めやすい点が特徴のカード。日々の支払いが、そのまま移動や買い物、さらには旅行といった楽しみへとつながっていく。決済手段そのものが、暮らし方を形づくる時代になっていることを、改めて実感させる結果となった。
総合3位の「アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード」は評価項目別「付帯サービス」で、2位と4.9ptの差をつけて1位となった。同サービスを評価した専門家からは、"所定のレストランでの食事1名無料やラウンジ利用など、優待サービスが充実している"といった評価が寄せられている。月会費制で会費は高めながら、国内・海外旅行傷害保険(利用付帯)や各種プロテクションなどの付帯サービスが用意されている点が特徴だ。また、ポイントをマイルなどに移行できるほか、「メンバーシップ・リワード・プラス」への加入により、より高い還元も期待できる。
ゴールドカード 総合ランキング
「ゴールドカード(専門家評価)」ランキングでは「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」が総合1位となった。評価項目別「付帯サービス」でも1位を獲得している。同カードは、特に空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」やレストラン優待などの付帯サービスの評価が高く、旅行やエンターテインメント分野に強いアメックスらしい特徴を備えたカードといえる。
総合2位の「au PAY ゴールドカード」は評価項目別「ポイント・マイル」で1位を獲得した。同サービスを評価した専門家からは、"ポイント経済圏の強さや、au携帯料金の最大10%還元が魅力"といった評価が寄せられている。auユーザーであれば携帯料金の支払いで効率よくポイントを貯められるほか、au PAY残高へのチャージでも還元が受けられるなど、Pontaポイントを貯めやすい点が特徴だ。
また、総合3位は「dカード GOLD」となっており、「ポイント・マイル」「付帯サービス」でもトップ3入りと、高い評価を得ている。専門家からは「基本還元率に加え、スマートフォンに対する補償が充実している点が魅力」といった声が寄せられている。携帯料金や光回線料金の支払いでもポイントが貯まり、携帯紛失補償やショッピング補償などのサポートが充実している点も特徴となっている。
総合7位の「三井住友カード ゴールド ナンバーレス(NL)」は「コストパフォーマンス」で1位を獲得した。専門家からの評価では、"年間利用額の条件を満たせば年会費が実質無料となり、ゴールドカードのサービスを低コストで利用できる点が魅力"といった声が寄せられている。対象コンビニ・飲食店での高還元特典も一般カード同様に利用できるため、維持費を抑えながら幅広いシーンで活用できる。
プラチナカード 総合ランキング
「プラチナカード(専門家評価)」ランキングでは「dカード PLATINUM」が総合1位となった。評価項目別では、「ポイント・マイル」で3位を獲得している。同カードの年会費は29,700円で、年会費11,000円のdカードGOLDと比べると高めだが、海外空港ラウンジを利用できるプライオリティ・パスが付帯している。また、レストランのコース料理を2名以上で利用すると1名分が無料になる招待日和というサービスも利用できる。これらの特典を考えると、年会費は十分に妥当で、内容としては非常に充実したカードといえる。
総合2位は「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」となっており、評価項目別「付帯サービス」でも2位と4.1ptの差をつけて1位を獲得している。専門家からの評価でも"年会費は高めに設定されているものの、ラウンジや旅行保険の充実度に加え、ホテル、外食、各種施設の優待なども幅広く用意されており、年会費以上の価値を感じられる内容"といった声が挙げられている。
また、総合3位の「UCプラチナカード」は「コストパフォーマンス」で、総合5位の「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード」と同点で1位を獲得している。専門家からの評価では、"入会キャンペーンの充実度や家電補償やショッピング補償などの補償も充実しており、プラチナ初心者で年会費を抑えたい人にとってはおすすめ"といった声があった。
総合7位の「Oliveフレキシブルペイ(プラチナプリファード)」は「ポイント・マイル」で1位となった。専門家からは「通常利用で1.0%還元に加え、SBI証券の積立投資でVポイント還元が受けられるなど、ポイントプログラムが充実している」といった声が寄せられている。




