埼玉高速鉄道は、3月31日付で埼玉県とさいたま市から都市鉄道等利便増進法第11条第1項の規定にもとづく「埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)延伸」の事業実施要請を受けたと発表した。今後、国土交通大臣の認定を申請するか否かについて検討の上、改めて公表する。
浦和美園駅(既存駅)から「埼玉スタジアム駅(仮称)」「中間駅(仮称)」「岩槻駅(仮称)」を整備し、約7.2kmの路線延伸を計画している。浦和美園駅から岩槻既成市街地の手前までは高架構造、岩槻既成市街地~岩槻駅(仮称)は地下構造を想定。概算工期は14年(速達性向上計画の認定から開業までの期間)を見込んでいる。
「埼玉高速鉄道線(地下鉄7号線)延伸(浦和美園~岩槻~蓮田)」は、2016年4月の交通政策審議会で「地域の成長に応じた鉄道ネットワークの充実に資するプロジェクト」に位置づけられ、「埼玉県東部と都心部とのアクセス利便性の向上を期待」とする意義が示されている。
先行整備区間である浦和美園駅から岩槻方面の延伸について、都心部への速達性・利便性の向上、鉄道空白地域の解消など「東京圏の鉄道ネットワーク強化」「災害時等の代替路線機能の充実」に大きな効果があるとしている。「核都市広域幹線道路の埼玉新都心線から東北道付近までのルート帯」について、2025年8月に地元検討会が開催され、複数の案が公表されたところであり、地域開発の発展に向けた相乗効果も期待されるという。
