カンテレ・フジテレビ系で生放送されたピン芸日本一決定戦『R-1グランプリ2026』で24代目王者に輝いた今井らいぱちが21日、東京・台場のフジテレビで優勝者会見に臨み、喜びを語った。

  • 『R-1グランプリ2026』で優勝した今井らいぱち

    『R-1グランプリ2026』で優勝した今井らいぱち

優勝直後の率直な心境を問われると、「本当に良かった」と安堵の表情を見せつつ、「家族や周りの芸人、いろんな人が支えてくれた。まずは一番に感謝したい」と周囲への思いを口にした。

すでに多くの祝福が届いているといい、「LINEが300件ぐらい来ている」と明かす一方で、「奥さんのLINEだけ開いて、まだ返せていない」と苦笑。「これから順番に返していきたい」と語った。

決勝の手応えについては、「お客さんの反応は良かったんですけど、点数がどうなるかは分からなかった」と振り返る。審査員の高得点が続いた場面では、「最初の93点で『うわぁ』と思って、次に97点が出て、そこから素の状態に戻ってしまった」と当時の心境を明かした。

優勝の要因については「この1年間の逆境」と断言。「決勝に行けなければ大阪に帰るつもりだった」という覚悟を背負って大会に臨んでいたといい、「東京で売れたいという気持ちが強かった。その逆境が優勝につながった」と語った。

東京進出後に一度は大阪に戻る決断も考えていた理由は、「昨年8月に双子が生まれたこと」が大きかったと説明。「奥さんや身内から『今後どうするのか』と詰められた」と明かす。

選んだのは、家族を大阪に残し、自身は東京で挑戦を続ける“単身赴任”という形。ただし、その猶予は無期限ではない。「R-1で決勝に行けなければ大阪に帰る」という条件付きの決断だった。

「残りの8カ月、R-1に全集中する」と覚悟を決め、生活のすべてをネタに注ぎ込んだ日々。裏を返せば、結果が出なければ東京での挑戦は終わるという、まさに“背水の陣”だった。

その極限状態の中でつかんだ決勝進出、そして優勝。「優勝したら家族が東京に来て一緒に暮らす」という約束も交わしていたそうで、今回の優勝は、芸人としての飛躍だけでなく、離れて暮らしていた家族と再び同じ場所で生活することにつながった。

『R-1グランプリ2026』決勝戦・結果

●ファーストステージ
(1)しんや:635点
(2)今井らいぱち:669点【1位】
(3)ドンデコルテ 渡辺銀次:655点【3位】
(4)ななまがり 初瀬:640点
(5)さすらいラビー 中田:630点
(6)真輝志:649点
(7)ルシファー吉岡:650点
(8)九条ジョー:628点
(9)トンツカタン お抹茶:669点【1位】

●ファイナルステージ
(1)ドンデコルテ 渡辺銀次:1票
(2)今井らいぱち:5票【優勝】
(3)トンツカタン お抹茶:1票