元プロ野球選手で野球解説者の古田敦也氏が17日、YouTubeチャンネル『フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】』で公開された動画に出演。「2026 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」準々決勝のベネズエラ戦で気になった配球について語った。

古田敦也氏

古田敦也氏

ベネズエラ戦で気になった配球

山本由伸の投球に対する印象を話すなか、「落差がないと……こういう国際大会ですし、一回勝負なので、基本的にストレートを張って、変化球になんとか対応っていうバッターが多いのは間違いないと思います」と持論を展開していた古田氏。

その上で、「隅田投手がホームランを打たれるシーンも、チェンジアップとかフォークボールとかを粘りながらサードのほうに打たれて。あれもあの変化球を待って打ってたわけじゃなくて、真っ直ぐを待ってたから、ちょっと引っかけ気味に打って、なんとか対応しようという感じで」と分析し、「最後に真っ直ぐで打たれちゃうんですけど」と振り返った。

さらに、「その前のアクーニャJr.か。変化球で追い込んで、最後インサイドの真っ直ぐで、ハーフスイングで三振になるんですけど、(ホームランを打ったガルシアは)ネクストバッターだからそれを見てるんですよ」と続け、「この左ピッチャーはいずれ(真っ直ぐが)来るなっていうのが多少あったと思う。落としながら、それが2、3球続いたら最後にズバンと来るよねっていう」と推察。

そして、「3球くらい行ったのかな? それをファウルで粘られて」と状況を改めて説明しながら、「俺もキャッチャーやってたから、(リードで若月健矢が真っ直ぐを)行きたい気持ちは分かるんだよね(笑)。これだけ粘られたら次は打たれそうやなと、インコースにスバっと行こうと思ったら、ちょっと甘くなって、結果ホームランになってしまうっていうね。誘われたわけじゃないけど、気持ちは分かりますね」とキャッチャーの心理を解説していた。

【編集部MEMO】
『フルタの方程式』は、テレビ朝日で放送されていた古田敦也氏の初冠番組。2021年5月にYouTubeチャンネルとして復活した。名選手たちのハイレベルな技術論や、プロ野球選手だけが知るエピソードに加え、野球のギモンを解決する“方程式”を提案。「ピッチャーズバイブル」「バッターズバイブル」「キャッチャーズバイブル」など、「野球好きのバイブル」となるコンテンツを配信している。なお、古田氏が『これ余談なんですけど・・・』(ABCテレビ)にゲスト出演した際、番組MCのかまいたち・濱家隆一は古田氏のトーク力を絶賛し、『フルタの方程式』を楽しみにしている視聴者の一人であると明かしていた。