マーケットの不安定さが続きますが、逆にファンドの特性が生きる場面とも言えます。しかし、これまで主流とされてきたオルカンやS&P500などの米国偏重のファンドだけでいいのかな? と疑問がわく方も多いようで、投資市場でも安定した運用成績を残しているファンドに注目が集まっています。

特に、一定期間で高い評価を受けた「優等生ファンド」の中には、これらの代表的なインデックスを上回るパフォーマンスを示したものも見られます。そこで今回は、SBI証券の投資情報メディア編集部「投信はつみさん」に、NISAの成長投資枠で検討できるオルカン、S&P500超えの優等生ファンドを紹介してもらいます。

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不安定相場でも積立を続けるべき理由

投信はつみです。米国とイスラエルがイランに対する大規模な攻撃を実施したことにより、3月に入ってからのマーケットは不安定な状況となっていますね。3月はこれまで好調だった国内株式ファンドの基準価額の下落が特に大きくなってしまっています。

このような時だからこそ、「初心を忘れず」「前向きに」「長期の視点」で、つみたて投資を続けていきたいと思っています。

2008年のリーマンショックの下落で「積立をやめた人」と「続けた人」を比較すると、下落局面で口数を多く購入できたことによって平均買付単価を効果的に下げることができ、その後の回復局面で効果を発揮した、という例もあります。 ※『過去の下落相場から考える積立投資の有効性』のコラムより、記事末尾を参照 

評価の高い「5ツ星ファンド」とは何か

不安定なマーケットでどういったファンドに新たに投資をすべきか? については、やっぱり過去に何度もご紹介した5ツ星の優等生ファンドではないでしょうか。

ウエルスアドバイザーのファンドレーティング(総合)が5段階で最上位となる5ツ星(★★★★★)は、運用期間が3年以上で、カテゴリー内での運用効率が上位10%に入っている直近時点での優秀ファンドを指しています。

※ウエルスアドバイザーのファンドレーテイングの詳細は記事末尾を参照

オルカン、S&P500超えの優等生ファンド19選

今回は5ツ星ファンドの中で、1年、3年、5年のリターンが、残高10兆円のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(愛称:オルカン)とeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)に勝っているファンドを取り上げました。SBI証券取り扱いでNISA・成長投資枠の「残高10兆円 のオルカン、S&P500超え 優等生ファンド」の一覧が図表1、2の19ファンドです。

19ファンドのカテゴリー別では、国内株式が9本、コモディティが3本、国際株式・北米が2本、国際株式・グローバル・含む日本が2本、国際株式・欧州が1本、国際株式・エマージング・単一国が1本、バランスが1本となりました。また、SBIセレクトのファンドが4本となっています。

不安定なマーケットではありますが、不安定な状況だからこそ、NISA・成長投資枠などを使って、「残高10兆円 のオルカン、S&P500超え 優等生ファンド」への分散投資を検討してみてはいかがでしょうか。

優等生ファンド11位~19位

  • 図表1  「残高10兆円 のオルカン、S&P500超え 優等生ファンド」11位~19位 ※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成、2026年2月末基準の残高10兆円ファンドを参考して表示、NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い)で、参考2ファンドの1年・3年・5年リターンを上回る5ツ星ファンドを5年リターン順に表示(2026年2月末基準)、上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません

    図表1  「残高10兆円 のオルカン、S&P500超え 優等生ファンド」11位~19位 ※ウエルスアドバイザーのデータをもとにSBI証券作成、2026年2月末基準の残高10兆円ファンドを参考して表示、NISA・成長投資枠(SBI証券取り扱い)で、参考2ファンドの1年・3年・5年リターンを上回る5ツ星ファンドを5年リターン順に表示(2026年2月末基準)、上記は過去の実績であり、将来の運用成果を保証または示唆するものではありません