春先は年度末の繁忙期や新生活の準備が重なる時期だが、働く人の慢性的な疲労実態が明らかになった。
20〜60代の働く男女300名を対象に実施した調査では、全体の62.0%が「仕事の疲労を回復できていない」と回答した。
起床時の悩みは「全身のだるさ」23.6%、「肩・首のこり」19.9%が上位となった。
疲労回復のための日常的な対処としては、「入浴(湯船に浸かる)」22.4%、「睡眠時間を長くとる」15.9%、「ストレッチ・ヨガ」15.5%、「軽い運動・ウォーキング」15.3%など、基本的なセルフケアが中心。一方で、就寝時に着用する「リカバリーウェア」は3.5%にとどまり、利用は限定的だった。
認知状況を見ると、リカバリーウェアの認知は96.3%に達する一方、現在の利用者は13.7%にとどまった。
購入を躊躇する要因としては、「本当に効果があるのかわからない」32.3%が最多で、「価格が高そう」29.9%が続いた。
期待する効果としては、「翌朝の疲労感の軽減」23.8%、「睡眠の質の向上」19.4%が挙がり、実利的な疲労回復への機能性が求められているようだ。
本調査では、リカバリーウェアが高い認知を得ている一方で利用が伸びにくい理由として、価格以上に「効果への納得感」が普及の壁になっている傾向が示された。





