広島電鉄は、市内中心部を周回する新系統「循環線(L)」の開業に合わせ、2026年3月28日に電車全系統のダイヤ改正を実施する。循環線は新たな系統番号「L」を設定。昨年8月から休止していた的場町停留場および段原一丁目停留場も営業を再開する。

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    循環線の開業後、実際に運行する車両のイメージ

新系統として開業する循環線は、広電本社前停留場を起点とし、「広電本社前→皆実町六丁目→比治山下→的場町→紙屋町東→広電本社前」の内回り、「広電本社前→紙屋町東→的場町→比治山下→皆実町六丁目→広電本社前」の外回り(始発と次発の2本は日赤病院前始発)を設定。観光等の利用者が多い日中時間帯の10~16時に運行し、内回り・外回りともに平日は約25分間隔(1日15本)、土休日は約45分間隔(1日8本)の運行を予定している。

沿線各所の観光名所を結び、市内観光における移動手段となるだけでなく、比治山地区および皆実町地区から市内中心部へ直通するルートとなることから、「地域の皆さまの日常生活においても沿線エリアの魅力の再発見や新たな出会いを創造する路線として親しまれることを目指します」と同社。広島駅前大橋ルートが開業した昨年8月以降、休止していた的場町停留場と段原一丁目停留場も営業を再開し、「停留場周辺地域の皆様は、周辺の停留場やバス停と併せて移動手段の選択肢が広がります」としている。

  • <!-- Original start --></picture></span>「循環線(外回り)」方向幕のイメージ。新たな系統番号「L」を設定したほか、方向幕に「LOOP LINE」の表記も<!-- Original end -->

    「循環線(外回り)」方向幕のイメージ。新たな系統番号「L」を設定したほか、方向幕に「LOOP LINE」の表記も

  • <!-- Original start --></picture></span>車両に取り付ける専用ヘッドマークのイメージ。循環線のロゴマークをベースにデザインした<!-- Original end -->

    車両に取り付ける専用ヘッドマークのイメージ。循環線のロゴマークをベースにデザインした

循環線を運行する電車には、新たな系統番号「L」と「循環線(外回り)」「循環線(内回り)」、循環線の英語表記「LOOP LINE」を記した方向幕を掲出するほか、循環線のロゴマークをベースにデザインした専用のヘッドマークも取り付ける。運賃は現行通り大人240円・小児120円。循環線の開業後、新たに比治山下停留場が乗換指定停留場となる。

なお、開業に先立ち、3月上旬から稲荷町~比治山下間を中心に車両の試験を運転を実施。「的場交差点付近をご通行の際は、電車の走行にご注意ください」とのこと。

  • <!-- Original start --></picture></span>副名称「平和記念公園東」を追加した本通停留場の駅名標イメージ<!-- Original end -->

    副名称「平和記念公園東」を追加した本通停留場の駅名標イメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>ダイヤ改正後、1号線(広島駅~紙屋町東~広島港間)などに加え、循環線の電車も本通(平和記念公園東)停留場に停車する<!-- Original end -->

    ダイヤ改正後、1号線(広島駅~紙屋町東~広島港間)などに加え、循環線の電車も本通(平和記念公園東)停留場に停車する

3月28日のダイヤ改正に合わせ、循環線の電車も停車する本通停留場に副名称「平和記念公園東」を追加。平和記念公園を訪れる観光客もわかりやすく電車を利用できるようにする。

5月以降、循環線でレトロ電車等の定期運行も実施予定(詳細は別途発表)。「被爆電車や他都市からの移籍車両を含む多様な車両が現役で運行し、“走る電車の博物館”とも呼ばれる広電電車ならではの新たな楽しみ方を提供します」と同社は説明している。