俳優の伊藤健太郎が主演を務める、ABCテレビのスペシャルドラマ『TYPEなに? 性格診断で人生決めちゃいます』が、20日(24:24~25:19 ※一部地域のぞく)に放送される。
同作は、、人間の性格を36 タイプに分類した“TYPE 診断”が支配する社会を舞台に、“性格診断による就職活動”を、ワンシチュエーションで描いたコメディードラマ。
主演を務める伊藤が演じるのは就活生の結城翔。器用で周囲の空気を読むのが得意な“協調タイプ”で、「このタイプでいれば損はない」と就活を続けてきたが、なかなか内定がとれず、選考に落ち続ける日々を過ごす。
そんな中、結城の志望企業「マルチメタ」の面接試験で、AIがTYPE診断をもとに生成した未来の自分「協調タイプ」「堅実タイプ」「カリスマタイプ」「研究タイプ」の4タイプが現れる。未来の自分と対話する中で、自分に適した性格を選べば内定と配属先が決まるが、その選択は一生変えることができない。
今作の脚本を担当したのは、『R-1 グランプリ2024』で大会史上初のアマチュアファイナリストとなり、短編集『殺す時間を殺すための時間』(KADOKAWA)でも異彩を放つ、どくさいスイッチ企画。監督は、映画『君が世界のはじまり』、『ずっと独身でいるつもり?』に加え、『おいしい家族』(集英社)で小説家としても活躍する、ふくだももこ氏が務める。
コメントは以下の通り。
伊藤健太郎
――脚本を読んだ印象は?
今回、結城翔という演じる人物をベースに、一つの性格に特化した4タイプ(協調、堅実、カリスマ、研究)をそれぞれ演じたのですが、最初にこの企画のお話をいただいたときは「どう演じ分けようか……」と不安もありました。ただ、これまでにやったことのない初めての経験だったので、新しいことにチャレンジできる喜び、ワクワクはすごくありましたね。
――初の一人5役ということで、演じてみていかがでしたか?
自分の頭の中にある引き出しをばーっと出して、それぞれのキャラクターに合うような動きや仕草、話し方などは研究して撮影に臨みました。全く違うキャラというよりは、結城の中にある4タイプという演じ方を心掛けたので、まったくの別人を演じるほどではなかったですが……1日にすべてのキャラクターを演じていたので大変ではありました(笑)。特に、研究タイプは独特な演じ方をしていたので、短い時間の中で別の役に切り替えるまで時間がかかったりもしました。
――研究タイプ、注目ですね! 今回は、全シーンが真っ白なスタジオで撮影されましたが、その撮影スタイルの印象・感想もお聞かせください。
映像では、パッと照明がついたら目の前に自分と同じ顔をした4タイプの人間が立っていてやり取りをしていくんですが、撮影時は何もない誰もいないスタジオで自分一人が白い壁に向かって喋るんです。相手がいないという初めての撮影スタイルだったので、目線の動かし方や仕草のひとつひとつは苦労しました。ただ、シーンによっては自分の代役として5人の役者さんがいてくださって、お芝居をしていただいたんです。監督さん、カメラマンさんをはじめスタッフの皆さん、代役の方々と一緒に試行錯誤しながら最初から最後まで撮影を進めることができて、僕自身とても刺激になりましたし勉強になりました。改めて「お芝居って本当に面白いな」と感じた現場でしたね。
――では最後に、ドラマの見どころを聞かせください。
実は、自分の性格タイプって調べたことがないんですが、性格診断ってよく話題になると思いますし、やってみていろいろと感じた方も多くいらっしゃると思います。今回のドラマでは、性格診断で人生のいろんなものを決めてきた主人公が、(AIによってリアルに生成された)自分の中の4種類の性格に特化した“自分”と会って話すことで、何を感じてその先の未来を歩んでいくんだろう――というのがひとつのテーマなんです。近未来SFのお話ではありますが、主人公・結城を通して自分自身を見つめなおすきっかけになったり、物事の見方がちょっと変わったりするような楽しみ方もあると思います。
僕自身、結城本人と4タイプの未来を演じ切って“やり抜いた!”と心から思えた作品になりました。ぜひラストシーンまで見ていただければと思います。





