Vieonが展開する機能性インナーブランド「モモフル」は2月26日、おりものに関する実態調査の結果を発表した。調査は2026年2月13日~2月14日、全国の18歳~49歳の女性500人を対象にインターネットで行われた。
55%が「おりもの」に悩み・不快感を経験
調査では、半数以上の女性がおりものに関して何らかの不快感や悩みを感じた経験があると回答。年代別で見ると、悩みが「ある」と答えた割合は、10代55%、20代50%、30代57%、40代61%となり、10代に加え、30~40代で上昇傾向に。フリーコメントでも、「30歳を超えた頃からおりものが増えてきており、普通なのか異常なのかが分からず、何も出来ないでいる」(33歳/福島県)、「いつおりものが出るか把握できないときがあるので、下着を汚してへこんでしまう。年齢とともに臭いがきつくなっている気がしてそちらも辛い」(37歳/東京都)など、年齢を重ねることによる悩みが一定数みられた。
最大の悩みは「下着の汚れ」69%
悩みのトップは「下着が汚れてしまうのが気になる」(69%)、次いで「ニオイや衛生面」(49%)「ムレによる不快感」(37%)と続いた。
フリーコメントでは、「急におりものが出始めた日は、一日中おりものの不快感を感じながら活動することがある」(19歳/富山県)、「毎日シートを使用しているが泊まりの時などに忘れると一日下着が気になって仕方ない」(26歳/福岡県)、「おりものが多すぎてアンダーヘアが固まるのが不快」(36歳/東京都)、「汚れが綺麗に取れず、薄い色の下着は買わないようになった」(38歳/静岡県)、「におい、かゆみ、ムレが気になる。多い日はあまり外出しないようにする」(39歳/奈良県)といったコメントが集まった。
直接的なおりものによる不快感にとどまらず、外出時の不安や行動の制限、衣類選択への影響など、日常生活全体に悩みが波及している実態が浮き彫りなった。
38%がニオイを周囲に気づかれないか不安
約4割が、パートナーや周囲にニオイが気づかれていないか不安を感じた経験があると回答。自分の不快感だけでなく対人関係の不安にも波及していることがわかった。年代別にみると、不安に思ったことが「ある」と答えた割合は、10代47%、20代34%、30代38%、40代39%となり、10代の高さが顕著となった。
フリーコメントでは、「匂いが強くてライナーを捨てるとき他の人に迷惑をかけてないか不安」(18歳/富山県)、「おりものの匂いがショーツに付くので人と近づきづらい」(18歳/茨城県)、「おりものの匂いを夏場は歩いていて感じることが多い」(29歳/大阪府)、「排卵期のおりものが臭いこと。たまに、おしり拭きで拭いています」(48歳/東京都)といった声がみられた。
「周囲に相談しにくい」は9割
圧倒的に多かったのが「どこまでが普通で、どこからが悩みなのか分からないから」(67%)だった。
フリーコメントでは、「量や色、匂いについて周りに話しにくいので、自分がどういう状態なのかわからない」(26歳/福岡県)、「デリケートなことなので何が普通なのかわからない」(29歳/石川県)、「おりものは当たり前だと思ってるので、特別な対策はしていない(諦めている)が、下着が汚れるのが嫌だ」(31歳/島根県)、「情報が少なく果たして自分の量が多いのかどうかもよく分かりません」(35歳/三重県)といった声が寄せられた。
日常で不快感を感じながらも、生理ほどの体調不良を伴うわけではないため問題として捉えにくく、その結果「こんなものだ」と諦め、小さな我慢が常態化している実態が見えてきた。おりものは一般的な話題として共有される機会が少なく、比較基準やケア方法が情報不足であり、これらが要因となって相談行動を妨げている可能性も示唆された。
おりもの対策アイテムのトップは「パンティーライナー」
おりもの対策アイテムはパンティーライナー(38%)が最多で、生理用ナプキン(23%)と続くが、「何も使用していない」(37%)も一定層いることが分かった。吸水ショーツや、その他フェムケア関連製品(デリケートゾーン用スキンケア、サプリ等)は、まだ一般的に使用されていないことがわかる。
フリーコメントでは、「下着が汚れるのでおりものシートを使っていたが長さが足りず吸水ショーツに乗り換えた」(37歳/北海道)、「生理用ナプキンをつけているが、おりもので濡れていると感じる時があり不快」(38歳/静岡県)、「パンティーライナーを変えるのがもったいないので、パンティーライナーの上にトイレットペーパーをしいている」(37歳/長崎県)、「肌が弱くすぐ痒くなるのでおりものシートがなかなか使用できないのでこまめに下着を取り替えたりトイレのたびにデリケートゾーン用シートで拭いたりして対策してます」(31歳/埼玉県)といった回答がみられた。
5割以上の女性がパンティーライナーを常用
53%の女性がパンティーライナーを常用し、その使用頻度は「ほぼ毎日使用」(26%)、「生理の前後やおりもの量が多い排卵期など気になる期間使用する(週3日程度)」(27%)という結果に。 女性にとって日常的な消耗品として定着していることが分かる。
1日あたりのパンティーライナー使用枚数
パンティーライナー常用者における1日あたりの使用枚数は、1日1枚(43%)、1日2枚以上(57%)となり、平均すると約2枚程度という結果となった。
おりものシート常用者(女性の53%)が使うパンティーライナーの枚数は、年間で約450枚、生涯でみると1人あたり17,000枚になることがわかった。
パンティーライナー使用時の悩みはコスト負担と手間
「特に悩み・不満はない」(39%)が最多ながら、「コストが負担」(29%)、「毎日つけることが面倒」(22%)が上位に。
コストに関しては、「毎日ライナーをつけたいが高い」(28歳/大阪府)、「おりものの量が多い時期は1日に何度もパンティーライナーを変えるのでコスト面が気になる」(33歳/富山県)といった声が寄せられている。
他にも、「パンティーライナーをつけてても吸収してもらえないから、表面にどろっとしたものが残っていて不快感が続く」(49歳/愛知県)といった悩みや、「友達と温泉に行くときにこっそり捨てたりするのが面倒。友達は気にしないだろうけど、自分が気になるからコソコソする」(28歳/広島県)など、周囲の目があるシーンでの恥ずかしさ、使用後のごみ処理に悩む声もみられた。
吸水ショーツ認知は66%
経血やおりものを吸収する機能を持つショーツで、欧米を中心としたフェムケア潮流の中、新しい生理用品の選択肢、環境配慮の観点で世界的に成長傾向である吸水ショーツ。日本でも2020年ごろから徐々に注目されつつある。今回の調査では「66%が認知」、その内「使用経験者2割」という結果になった。
吸水ショーツ未使用理由は「理解不足」
吸水ショーツの存在を知っていても使用経験がない理由は「メリットをよく知らない」(33%)が最多。具体的には「手洗いが面倒そう」(23%)「コストがかかりそう」(22%)「ベタつきそう」(19%)「衛生面が不安」(18%)といった回答が挙がった。









