アシザワ・ファインテックは2月、世界的な抹茶需要の急増を受け、茶葉専用粉砕機の本格展開を開始した。
近年、抹茶(Matcha)は国内のみならず、世界各国で健康素材・スーパーフードとして人気が急拡大しているが、伝統的な石臼挽きは生産性が極めて低く、一般的な工業用粉砕機では熱による風味や色の劣化が課題となっていた。
こうした課題に応えるため、同社では、風味・色・衛生性・生産性を高度に両立する「ドライスター」シリーズの茶葉専用粉砕機 SDA-Tを新たにラインナップに加えた。抹茶原料である碾茶を対象に、用途やグレードに応じた安定した微粉砕を実現する。一般的な工業粉砕機とは異なり、抹茶に必要な繊細な粒度制御や風味・色の保持を可能にするとともに、工業生産に対応する高い処理能力を備えている。
同社では小型機から大型設備までを一貫して提供し、実機テストを通じたプラントレイアウトの提案も行う。既に抹茶メーカーやOEM企業からの採用が進んでおり、高品質な原料の安定供給を支えるインフラとして期待されているという。


