フジテレビは、番組制作部門のスタジオ戦略本部を横断した次世代プロジェクト「WALTZ(ワルツ)」を新設した。ドラマ、情報、バラエティと、普段は異なるジャンルの番組を制作している若手クリエイターたちが垣根を越えて結集したもので、この第1弾となる番組『だったらコレもエモくない?』が、21日・28日(10:25~ ※関東地区ほか)に放送される。
「WALTZ」は、ドラマチームが持つ映像制作力、情報チームが持つ時代をつかんだ膨大なニュース取材映像、そしてバラエティチームが持つ制作力というそれぞれの強みを生かした番組を開発することを目的に設置。今回の番組は、制作会社のイーストも参加し、全員が35歳以下の演出・ディレクターと若いクリエイターたちが融合して作り上げた。
メンバーは、第1スタジオから宮崎暖氏(プロデューサー、『明日はもっと、いい日になる』など)、佐藤孝樹氏(プロデューサー、映画『爆弾』『口に関するアンケート』など)、第2スタジオから佐藤良賢氏(ディレクター、『Mr.サンデー』『遺影はコレでお願いします』など)、関口実佑氏(ディレクター、『めざまし8』『サン!シャイン』『当事者たち。 ~フジテレビ入社4年目の記録~』など)、第3スタジオから田中良樹氏(総合演出、『新しいカギ』『Aぇ! groupのQ&Aぇ!』など)、飛田将斗氏(『新しいカギ』『AI実験バラエティ シンギュラ』など)。
第1弾の『だったらコレもエモくない?』は、いま思い返すとついつい笑ってしまうが、当時は本気で日本を揺るがした社会現象をドラマ化。当時を生きた芸能人が、プレゼンターとして登場し、令和の芸能人たちにそのエモさを伝える。
21日の放送では、2004年を舞台に記録メディア「MiniDisc(MD)」を、ハナコ・岡部大がプレゼン。ドラマパートでは、大西利空と莉子が青春ドラマを演じる。
28日の放送では、1999年を舞台に「ノストラダムスの大予言」を、伊集院光が紹介。ノストラダムスの大予言をテーマに扱ったアニメ映像や、本気で信じていた街の人々の声を捉えた街録映像、芸能人の実話などを紹介しながら、ノストラダムスの大予言を信じた結果、人生が大きく変わった男の物語を、柾木玲弥や浦川翔平(THE RAMPAGE)らが演じる。
スタジオには、佐野晶哉(Aぇ! group)、猪狩蒼弥(KEY TO LIT)、ゆうちゃみ、なえなの、一ノ瀬美空(乃木坂46)など、令和の若手タレント5人が集結し、当時の社会現象ドラマを見て、エモいかをジャッジする。
「WALTZ」メンバーのコメントは、以下の通り。
宮崎暖氏(プロデューサー)
「同じテレビ局にいても、部署が違えば別の会社に感じられるくらいやっていることが違うため、別部署の同世代と手探りでひとつの番組を作り上げていく作業は、普段のドラマや映画の業務とは違う刺激がありました。部署を横断しているからこそ作れるさまざまな角度の番組をこれからも作っていきたいと思っていますが、まずは第1弾『だったらコレもエモくない?』、番組内のドラマは普段ドラマを制作しているイーストのチームと本気で作りましたのでお楽しみに!」
佐藤孝樹氏(プロデューサー)
「組織を超えた取り組みの新しさもさることながら、このチームで単純に面白いと思える番組が作られることを日々目の当たりにして、自分自身ワクワクしております。ただ、何よりも皆様に“見て”もらえる番組にならないと、ですが、それを生んでいけるチームになれるのでは、とも思っております。今回の番組を是非ご覧いただき、今後にもご期待いただけますと幸いです」
佐藤良賢氏(ディレクター)
「情報番組では全力で”今”と向き合って取材・制作をしていますが、今回はすでに終わった”過去”に焦点を当てることで、新しい発見や価値観を世代を越えて共有できることが新鮮でした。特に、各時代に自分と同じ立場にあった制作陣が、全力で作った過去の映像が、ドラマの中に組み込まれ、バラエティー的視点を含むことで、時を越えて新しい”エモい”という感情を生むトリガーのひとつになること、それ自体がエモかったです」
関口実佑氏(ディレクター)
「入社してからずっと情報番組やドキュメンタリーと向き合ってきたので、普段は全く異なるジャンルを担当しているチームがタッグを組み、番組を制作できることがとても楽しみです!第1弾の今作を皮切りに、このチームでさまざまな新鮮な企画を生み出していきたいと思っていますので、ご期待ください」
田中良樹氏(総合演出)
「ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、昨年会社の大規模な組織改変が行われました。体制の変更に併せて新設されたのが、この『WALTZ』という横断プロジェクトチームです。部署の垣根を超えて互いに意見を交換しながら、そして、ビジョンに共感して下さる制作会社の皆様・出演者の皆様の力も大いにお借りしながら、“生まれ変わったフジテレビを体現するコンテンツの制作”を目指しています。まずはその第一弾となる番組を、ぜひご覧いただければ幸いです」
飛田将斗氏(演出)
「本格的なドラマ映像×情報性のある過去アーカイブ×バラエティー的なスタジオトークという、3拍子そろった番組に仕上がりました。3部署が融合して作りあげたエモさを、見ている人にも感じ取っていただけたらうれしいです。イーストチームの皆様のお力とも融合した、4拍子の作品になっております。見たら思わず“エモ~い!”と言いたくなるようなドラマシーンが盛りだくさんの番組ですので、ポップコーンでも食べながらぜひご覧ください」
【編集部MEMO】
関口実佑氏は、昨年1月、カメラを入れずに行った1度目の会見が失敗に終わり、スポンサー企業が次々とCMの出稿を見合わせるなど、かつてない危機に揺れたフジテレビの惨状をただ見ているしかなかった立場から、「信頼を失ったフジテレビの内側でカメラを回したい」との思いで取材し、『当事者たち。 ~フジテレビ入社4年目の記録~』を制作。「第34回FNSドキュメンタリー大賞」で特別賞を受賞した。
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