物価高が続き、「少しでも家計の足しになる制度はないだろうか」と感じている人も多いのではないでしょうか。そうした方にぜひ注目してほしいのが、東京都の公式アプリ「東京アプリ」で実施中の"生活応援事業"です。条件を満たせば、1人あたり1万1,000円相当のポイントを受け取ることができます。
この記事では、東京アプリの概要から、生活応援事業の内容、ポイントの受け取り方までをわかりやすく解説します。
東京都の公式アプリ「東京アプリ」とは
「東京アプリ」は、東京都が提供する公式スマホアプリで、2025年2月にリリースされました。アプリ内では、各種行政サービスや都の事業・キャンペーン情報、災害時の情報、個人あてのお知らせ機能などが提供され、都民とのデジタルでの“つながり”を強化する役割を担っています。
アプリの将来像としては、「行政サービスへアプリ一つで“つながる”」「簡単、便利、安全に“つながる”」「必要な情報にタイムリーに“つながる”」の3つが掲げられており、都民がスマホ一つで東京都とのやり取りを完結できることを目指しています。
通常のお知らせやイベント情報に加え、ポイントを貯める仕組みも用意されており、日常生活にもメリットのある機能が整いつつあります。
なお、東京アプリは基本的には誰でもダウンロードして利用可能で、iPhone・Android両方に対応しています(※)。たとえば、都内に通勤している方や子どもが都内の学校に通っている方、東京への観光を予定している方なども使えます。
(※)NFC(スマートフォンをかざすだけで認証やアクセスができる仕組み)機能が必要。iPhoneはiOS16以降、AndroidはAndroid11以降。
東京アプリの生活応援事業ってなに?
東京アプリの「生活応援事業」は、東京都が都民の生活を支援するために実施しているポイント付与事業です。物価高騰の影響などを受けて、都民の「生活応援」を図るとともに、東京アプリの普及促進も目的にしています。
この事業の実施期間と対象者は、以下の通りです。
<事業期間>
2026年2月2日(月)13時から2027年4月1日(木)まで
<対象者>
マイナンバーカードを持っている15歳以上で都内在住の方
※東京都に住民登録している方
注意したいのは、東京アプリ自体は都民以外でも利用できますが、「生活応援事業」の対象となるのは都内在住者に限られているという点です。
付与されるポイントは「東京ポイント」と呼ばれ、1人あたり1万1,000ポイント(1万1,000円相当)が受け取れます。ポイントはアプリ内で申し込み後に付与され、民間のポイントサービス(au PAY、dポイント、楽天ペイ(楽天キャッシュ)、Vポイント、メルカリポイント)や都立施設の入場チケットなどへ交換して日常の買い物やサービス利用に活用できます。
ポイント付与の申し込みには、アプリ上での本人確認(マイナンバーカードの読み取り)と申し込み手続きが必要です。申し込みを済ませないとポイントは付与されませんので、気をつけましょう。
東京ポイントをもらう方法
1万1,000円相当の東京ポイントをもらうには、以下のものを準備し手続きを行います。
<準備するもの>
・NFC対応スマートフォン
・メールアドレス
※普段使っているもの
・マイナンバーカード
※有効期限が切れていないもの
・利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁の数字)
※マイナンバーカードを作ったときに決めた数字
・券面事項入力補助用の暗証番号(4桁の数字)
※マイナンバーカードを作ったときに決めた数字
〈手続きの手順〉
1.(未インストールの場合)スマートフォンに「東京アプリ」と、本人確認に使うデジタル庁提供の「デジタル認証アプリ」をインストールしておく
2.(未登録の場合)東京アプリで新規登録をしておく
3.東京アプリにて、画面の案内に従ってマイナンバーカードによる本人確認を実施する
※デジタル認証アプリの操作も含む
4.本人確認の完了後にアプリ画面に表示される「東京ポイントを申し込む」ボタンをタップし、申し込みを完了させる
5.申し込み後、数日から1週間程度でポイントが付与される
なお、過去に本人確認機能等の「最終検証」に参加した方も、生活応援事業のポイントをもらうには、新たにマイナンバーカードによる本人確認および、東京ポイント取得申し込みが必要です。
また、東京アプリへのアクセスが集中する時期には、 アプリの動作が遅くなることが予想されます。アクセスが集中しやすい時期は、「東京アプリの混雑カレンダー」で確認できます。事前にチェックし、できるだけ混雑する時期を避けて参加するのがおすすめです。
東京アプリとポイントを上手に活用しよう
東京アプリの生活応援事業は、東京都に住んでいれば利用できるお得な支援制度です。手続きは東京アプリにて完結しますので、都民の方はぜひ申請しましょう。なお、生活応援事業にあわせ、ポイントアップ等のキャンペーンを行う決済事業者もあります。こちらも確認しておくと、ポイント交換先を決める際の判断材料になります。
食品や日用品など、身の回りのあらゆるものが値上がりしている昨今。利用できるサービスは見逃すことなく上手に取り入れていきたいですね。
