JR東日本千葉支社は9日、久留里線の久留里~上総亀山間に関して、今年度内に鉄道事業廃止の届出を行うと発表した。今後は同区間における代替バスの費用負担など、詳細について君津市と協議するとしている。
久留里線は急速なモータリゼーションの進展等により利用者数の減少が続いた。中でも久留里~上総亀山間は、2021年度の時点で平均通過人員が1日あたり55人と、鉄道の特性である大量輸送のメリットを発揮できていない状況にあったという。
こうした状況を受け、JR東日本は同区間の沿線地域における総合的な交通体系に関して、君津市や千葉県と議論を行ってきた。2024年11月27日には、「鉄道からバス等を中心とした新たな交通体系へのモード転換が最適である旨を表明」している。
2025年12月22日、君津市地域公共交通会議(交通会議)において、住民説明会での意見対応等を踏まえた代替バスの運行計画が報告された。JR東日本は交通会議の中で、「代替バスの運営、運行に係る費用について、18年間分を負担することを表明」したとのこと。
これらの経緯から、JR東日本はモード転換に一定のめどが立ったと判断。鉄道事業法第28条の2(事業の廃止)にもとづく鉄道事業の廃止の届出を2025年度内に行うこととした。
