最初の収録でメンバー全員450回の腹筋に挑んだ際、達成を諦めなかった菊池風磨が見せた意地。その帰り際に残した「死んでも成功させたいんで」という言葉が象徴するように、番組は“本気”で積み重ねてきた。ついにGP(ゴールデン・プライム)帯という舞台へ――。

アイドルグループ・timeleszが出演するフジテレビ系バラエティ番組『タイムレスマン』が、4月から金曜22時台に昇格することが7日、発表された。30分番組から1時間番組に拡大し、毎週金曜(21:58~)に放送される。

  • (左から)佐藤勝利、菊池風磨、橋本将生、松島聡、篠塚大輝、猪俣周杜、寺西拓人、原嘉孝

    (左から)佐藤勝利、菊池風磨、橋本将生、松島聡、篠塚大輝、猪俣周杜、寺西拓人、原嘉孝

木村拓哉からLINEで通達

ブームを巻き起こしたtimelesz新メンバー募集オーディション『timelesz project -AUDITION-』を経て、昨年2月に寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の5人が加入。そのわずか2カ月後の2025年4月20日、8人体制timelesz初の冠番組として『タイムレスマン』がスタートした。

「全力で、汗をかく!」を合言葉に、メンバー8人が一丸となってさまざまなロケ企画に挑戦する同番組。6月15日までは日曜25時台、7月8日からは火曜24時台に放送。“ペットボトルを投げて・回して・立てる”競技「立道(たてどう)」や、1つの楽曲の音階を8人で“シェア”して正確に歌えるかに挑む「ミュージックシェア」といった企画も次々と生まれ、毎回放送後には、SNS上に「#タイムレスマン」のハッシュタグとともに熱い感想コメントが飛び交っている。

放送後の見逃し配信も好調で、TVer常にバラエティランキングの上位に入り、フジテレビの動画配信サービス・FODでは、見逃し配信に加えて限定コンテンツも好評を博している。

こうした人気を受けて、25年9月27日に『東海道中!脱落旅SP』、そしてきょう7日には『新体制1周年記念SP』と、2度にわたって「土曜プレミアム」枠のゴールデン特番で実績を積んできた。今回のGP帯進出は、『新体制1周年記念SP』の番組内で、ゲストの木村拓哉からLINEを通じてtimeleszメンバーに伝えられた。

「timeleszの真価を問われるような怖さも」

同番組の最初の収録で、メンバー8人で計450回の腹筋運動を目指す体力勝負の企画を行った際、7人の平均が44.1回と1人あたりの目標である50回に届かない中、最後の1人で141回を背負うことになった菊池風磨。バラエティ的に達成させるため、スタッフ側から回数を軽減する提案もしたが、菊池は即座に断り、驚異の“意地”を見せて見事にやりきった。

その帰り際、総合演出の当麻晋三氏が感謝を伝えると、「念願の冠番組なんで。死んでも成功させたいんで」という言葉を残し、次の現場へ向かった菊地。今回のGP帯進出について、「うれしさとありがたみを痛感する一方で、timeleszの真価を問われるような怖さも正直感じています」と心境を吐露している。

当麻氏は昨年9月、マイナビニュースらの取材に、今後の目標について、「テレビ番組である以上、いろんな方に見ていただきたいと思って必死に作っているので、ゆくゆくはゴールデンのレギュラーも目指したいです」と意欲を示していたが、それから半年で達成することになった。

メンバー全員のコメントは、以下の通り。

佐藤勝利

「プロデューサーの蜜谷(浩弥)さんが、番組開始当初から“1年後にゴールデンに行きましょう!”とよく話していたんですよ。(菊池)風磨くんも“この番組は絶対うまくいく”って、ずっと言い続けていて。今回のゴールデン昇格は、そんなポジティブな仲間がいるからこそ実現したんだと思います。こんなすてきなチームはなかなかないと思うので、みんなで楽しく番組づくりに励みたいですね」

菊池風磨

「たくさんの方に見ていただけるという、うれしさとありがたみを痛感する一方で、timeleszの真価を問われるような怖さも正直感じています。そのためにはやはり、誰よりも僕たち自身が楽しむことが大事なのかなと。僕らの素の表情が垣間見える瞬間だったり、僕らとスタッフ、あるいは僕らとゲストの方が織りなす空気感だったり、そういった“『タイムレスマン』らしさ”を大切にしていけたらと思います」

松島聡

「実は僕、バラエティのことが全然わかっていないんですよ(笑)。『タイムレスマン』の収録も毎回難しくて、日々勉強中、という感じなんです。だからゴールデンに上がっても、僕自身のスタンスはきっと変わりません。スタッフのみなさん、視聴者のみなさんと一緒にワンチームで作っていく番組だと思っているので、良い番組に育ってくれたらいいなと(笑)。どうか温かい目で見守ってください!」

寺西拓人

「まずは、いつも応援してくださっている視聴者の方々へ、感謝の気持ちを伝えたいです。『タイムレスマン』は、僕にとっては本当に右も左もわからない状態から始まって、メンバーやスタッフに助けてもらいながら作ってきた番組なので、今後もチームワークを大切にしていきたいと思っています。timeleszを知らない方も含めて、“お茶の間”のみなさんに楽しんでもらえる番組にしたいですね」

原嘉孝

「1年でゴールデン昇格というのは、本当に希有なことだと思うんです。感謝の思いは忘れずに、気を引き締めて臨みたいですね。今後はたぶんゲストを迎える機会も増えると思うので、僕たち自身の魅力も出しつつ、ゲストの方の魅力も引き出せるような、そんな振る舞いを心がけたいなと。ゲストの方に“『タイムレスマン』って楽しいな”って思ってもらえる番組になったらいいなと思います!」

橋本将生

「『タイムレスマン』という番組が始まっただけでもありがたいのに、わずか1年でゴールデンに昇格だなんて、本当にうれしく思います。これは決して僕たちだけの力ではなく、周りの方々の協力があってこそだと思うので、現状に満足することなく、自分たちなりのエンタテインメント…“timeleszのエンタメ”みたいなものを確立して、見てくださる方々に全力でお届けしていきたいと思っています」

猪俣周杜

「僕たちメンバーは、『タイムレスマン』という番組に本気で懸けているんですけど、スタッフのみなさんも、僕らに負けないくらいの思いを懸けてくれているんですよ。収録に臨むたびに現場のみなさんの熱量が伝わってきて、本当にすてきな番組だなと思います。だから、ゴールデンに進出しても変わらない熱量で…いや、さらに熱量を高くして、みんなで盛り上げていきたいです!」

篠塚大輝

「放送時間が変わっても、『タイムレスマン』ならではの“わちゃわちゃ感”というか、8人が楽しんでいる姿をそのままお届けできたらと思いますし、その上で、僕たちの成長していく様もちゃんとお見せしたいなと思っています。老若男女どんな方が見ても楽しいと思ってもらえる番組を目指して、面白いコンテンツを発信できるように日々努力していきますので、応援していただけたらうれしいです」

【編集部MEMO】
新たな放送枠となる金曜22時台は、長きにわたり『酒のツマミになる話』(『人志松本の酒のツマミになる話』から改題)が放送されていたが、昨年10月24日の番組内容が放送直前で急きょ差し替えられたことを受け、メイン出演者の千鳥から降板の申し出があり、12月で終了した。

(C)フジテレビ