京都府、WILLER TRAINS、北近畿タンゴ鉄道は29日、京都丹後鉄道の新たな特急車両についてデザインコンセプトを発表。設計・デザインを担当する水戸岡鋭治氏によるパース図も公開された。2028年度から運行開始し、計8両(2両編成×4編成)の導入を予定している。

  • <!-- Original start --></picture></span>京都丹後鉄道で2028年度から運行開始する新たな特急車両のデザインを公開<!-- Original end -->

    京都丹後鉄道で2028年度から運行開始する新たな特急車両のデザインを公開

水戸岡鋭治氏(ドーンデザイン研究所)はJR九州のクルーズトレイン「ななつ星 in 九州」など多数の鉄道車両を手がけたデザイナー。京都丹後鉄道でも「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」「丹後くろまつ号」「丹後の海」など5種類(全16両)のデザインを担当している。このうち特急車両の「丹後の海」(KTR8000形)に関して、今年で製造後30年を迎えることもあり、国および沿線自治体(京都府、兵庫県、福知山市、舞鶴市、宮津市、京丹後市、伊根町、与謝野町、豊岡市)の補助で車両を更新。新たな特急車両を導入することになったという。

この新車両は「『丹後の海』“松”シリーズ」と紹介され、JR西日本のキハ189系をベースにした車両になると一部で報じられている。2両編成の各号車に一般客席を設けるほか、2号車の運転席側にセミコンパートメントを配置。1号車に車いすスペース兼ラウンジとサービスコーナー、多機能トイレ、化粧室など設置予定としている。

外観は「今までの流れを継ぐ車両」として、藍色メタリック仕上げに金色のシンボルマークを配した「なつかしくて新しいデザイン」に。車内の床・壁・天井・家具・シートは木をふんだんに使用し、「心と身体で本当に心地良い時間と、空間が生まれます」と説明している。「『丹後の海』“松”は京丹後の経済と文化と人を結び 豊かなコミュニケーションが自然に生まれる公共の車両として、それぞれの人にそれぞれの旅を提供します」とのこと。

  • <!-- Original start --></picture></span>セミコンパートメント(2号車)のイメージ<!-- Original end -->

    セミコンパートメント(2号車)のイメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>一般客席(1号車)のイメージ<!-- Original end -->

    一般客席(1号車)のイメージ

  • <!-- Original start --></picture></span>車いすスペース兼ラウンジ、サービスコーナー等(1号車)のイメージ<!-- Original end -->

    車いすスペース兼ラウンジ、サービスコーナー等(1号車)のイメージ

新たな特急車両の具体的な運行開始日・ルート等は決まり次第、改めて発表。2028年度以降、2年ごとに1編成2両ずつ、計4編成8両を導入予定としている。