(左から)読売ジャイアンツの則本昂大、阿部慎之助監督、田中千晴(写真:産経新聞社)

@media (min-width: 768px) {

#sp-ad { display: none; }

}

 長年にわたり球界を代表する実績を積み上げ、節目となる記録も達成した大ベテラン投手。近年は成績の波や故障の影響もあり、実績と現在の戦力評価のバランスが問われる立場となっている。[1/6ページ]

レジェンド投手の現在地

田中将大

[caption id="attachment_208648" align="aligncenter" width="530"] 読売ジャイアンツの田中将大(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:188cm/97kg

・生年月日:1988年11月1日(37歳)

・経歴:駒大苫小牧高

・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目(楽天)

・2025年成績:10試合登板(45回)、3勝4敗、29奪三振、防御率5.00

 

[sp_ad]

 

 2025年に史上4人目となる日米通算200勝を達成した田中将大。圧倒的な実績を誇るが、立場は約束されておらず、2026年は勝負のシーズンとなる。

 

 2006年高校生ドラフト1巡目で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団すると、高卒1年目から2桁11勝を挙げ、新人王を獲得。

 

 その後も順調なキャリアを歩み、2013年には28試合(212回)を投げ、24勝0敗1セーブ、防御率1.27と伝説級の成績を残し、球団創設初となる日本一に導いた。

 

 2014年からニューヨーク・ヤンキースに移籍し、在籍7年間で78勝を記録するなどMLBの舞台でも活躍。2021年に楽天へ復帰した。

 

 しかし、NPB復帰後はかつてのような数字を残せず。2024年は故障の影響もあってわずか1試合の登板に。同年オフに自由契約となり、読売ジャイアンツに活躍の場を移した。

 

[sp_ad]

 

 2025年は10試合に登板し、3勝4敗、防御率5.00の数字。節目の通算200勝こそクリアしたが、完全復活には至らなかった。

 

 2026年シーズンからは楽天時代の同僚・則本昂大と再びチームメイトとなるが、田中にとっては正念場のシーズンとなりそうだ。

 大学時代に高い評価を受けて入団した強打の外野手。プロ入り後は二軍で結果を残してきたが、一軍定着には至らず、近年は成績も低迷し編成上の優先度が下がっている。[2/6ページ]

ドラ2外野手の評価

萩尾匡也

[caption id="attachment_183653" align="aligncenter" width="530"] 読売ジャイアンツの萩尾匡也(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:180cm/85kg

・生年月日:2000年12月28日(25歳)

・経歴:文徳高 - 慶応大

・ドラフト:2022年ドラフト2位(巨人)

・2025年成績:9試合出場、打率.174(23打数4安打)

 

[sp_ad]

 

 2025年はファームでも苦しんだ萩尾匡也。徐々に厳しい立場となっており、プロテクトリストの当落線上だっただろう。

 

 慶応大では4年秋に三冠王を獲得するなど、強打の外野手として活躍。2022年ドラフト2位指名と高い評価を受けて、読売ジャイアンツに入団した。

 

 ルーキーイヤーはファームを主戦場としたが、二軍では101試合出場、打率.283、7本塁打、36打点の好成績をマーク。一軍での飛躍を予感させた。

 

 しかし、翌2024年は一軍で56試合に出場するも、打率.215、2本塁打、12打点とブレイクには至らず。

 

 2025年はわずか9試合の一軍出場にとどまり、打率.174と低迷。二軍でも59試合の出場で打率.226、5本塁打、15打点と成績を落とした。

 

[sp_ad]

 

 チームではFA移籍の松本剛をはじめ、ドラフト4位入団の皆川岳飛など、新たなライバルが加入。

 

 28人と限られたプロテクトリストでは、他の野手が優先されていた可能性もありそうだ。

 一時は正捕手として攻守の要を担い、打撃面でもリーグ屈指の存在感を示してきた捕手。近年は出場機会が激減し、序列の変化と年齢を踏まえた判断が迫られている。[3/6ページ]

捕手序列の再編

大城卓三

・投打:右投左打

・身長/体重:187cm/95kg

・生年月日:1993年2月11日(32歳)

・経歴:東海大相模高 - 東海大 - NTT西日本

・ドラフト:2017年ドラフト3位(巨人)

・2025年成績:56試合出場、打率.187、3本塁打、10打点

 

[sp_ad]

 

 2度のベストナインに輝くなど、強打の捕手として名を上げた大城卓三。だが、かつての正捕手も出番を減らしており、厳しい立場に置かれている。

 

 2017年ドラフト3位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーから83試合に出場。

 

 プロ3年目の2020年に正捕手の座を奪取。同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインを受賞した。

 

 翌2021年には2桁11本塁打を放つと、2023年には134試合出場、打率.281、16本塁打、55打点をマークし、自身2度目のベストナインを獲得。

 

 しかし、2024年は打撃不振に苦しみ、96試合の出場で打率.254、3本塁打、27打点と成績を落とした。

 

[sp_ad]

 

 さらに、2025年は甲斐拓也のFA加入や岸田行倫の台頭で出番が激減。自己ワーストとなる56試合の出場にとどまり、打率.187と大きく低迷した。

 

 直近2シーズンは不本意な結果に終わっており、プロテクトリストから漏れていた可能性も十分に考えられる。

 守備力を武器に長年チームを支え、正捕手として活躍した経験を持つベテラン捕手。近年は出番が限られ、チーム編成や年齢面を考慮すると優先度が下がっている。[4/6ページ]

ベテラン捕手の評価

小林誠司

・投打:右投右打

・身長/体重:178cm/86kg

・生年月日:1989年6月7日(36歳)

・経歴:広陵高 - 同志社大 - 日本生命

・ドラフト:2013年ドラフト1位(巨人)

・2025年成績:14試合出場、打率.143(21打数3安打)、1打点

 

[sp_ad]

 

 2010年代後半には、強肩を武器に正捕手として君臨した小林誠司。だが、近年は一軍での存在感を失っており、正念場を迎えている。

 

 日本生命から2013年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。プロ1年目から多くの出場機会を確保し、2016年に正捕手へ定着した。

 

 翌2017年は138試合に出場し、打率.206と打撃面では苦しんだが、リーグトップの盗塁阻止率.380をマーク。自身初のゴールデングラブ賞に輝いた。

 

 4年連続リーグトップの盗塁阻止率を記録するなどチームを支えたが、2020年以降は大城卓三や岸田行倫の台頭により、出場機会が激減。

 

 さらに、2025年は甲斐拓也のFA加入もあり、わずか14試合の一軍出場に終わった。

 

[sp_ad]

 

 一方、東北楽天ゴールデンイーグルスは、オフにFAで36歳の捕手・伊藤光を獲得している。

 

 ベテラン捕手を補強する可能性が低いことを踏まえると、小林がプロテクトから外れていた可能性も高いだろう。

 高い期待を背負ってプロ入りした右腕。中継ぎで一定の結果を残した時期もあったが、近年は安定感を欠き、年齢的にも判断が難しい立ち位置となっている。[5/6ページ]

ドラ1投手の期待値

平内龍太

[caption id="attachment_241521" align="aligncenter" width="530"] 読売ジャイアンツの平内龍太(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:185cm/99kg

・生年月日:1998年8月1日(27歳)

・経歴:神戸国際大付高 - 亜細亜大

・ドラフト:2020年ドラフト1位(巨人)

・2025年成績:12試合登板(15回2/3)、1勝1敗1ホールド、9奪三振、防御率5.74

 

[sp_ad]

 

 ドラフト1位入団と大きな期待を受けるも、思うような結果を残せていない平内龍太。気付けば27歳と、年齢は中堅の域に差し掛かっている。

 

 亜細亜大から2020年ドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。ルーキーイヤーは3試合の一軍登板に終わった。

 

 翌2022年はリリーフで頭角を現し、53試合登板、4勝4敗13ホールド、防御率4.32を記録した。

 

 しかし、2023年は右肘クリーニング手術の影響で出遅れ、11試合登板と出番が激減。

 

 翌2024年は31試合の登板で防御率2.16と浮上の兆しを示したが、2025年は12試合の登板で防御率5.74と低迷した。

 

[sp_ad]

 

 2025年シーズン終盤にはオーバースローとアンダースローを織り交ぜるミックス投法を披露。試行錯誤しているが、近年は一進一退のシーズンが続いている。

 

 2026年でプロ6年目を迎えるだけに、プロテクトリストにおいては若手選手が優先されると、厳しい立ち位置だったと予想される。

 ファームでは安定して好成績を残し続けているが、一軍では結果を出し切れていない外野手。年数を重ねる中で即戦力性が求められ、競争激化が立場を厳しくしている。[6/6ページ]

二軍実績組の序列

岡田悠希

[caption id="attachment_241522" align="aligncenter" width="530"] 読売ジャイアンツの岡田悠希(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投左打

・身長/体重:184cm/86kg

・生年月日:2000年1月19日(26歳)

・経歴:龍谷大平安高 - 法政大

・ドラフト:2021年ドラフト5位(巨人)

・2025年成績:11試合出場、打率.167(18打数3安打)、2打点

 

[sp_ad]

 

 二軍では高いパフォーマンスを発揮するも、一軍の壁に苦しんでいる岡田悠希。外野手の編成状況を考慮すると、プロテクト外だった可能性も高い。

 

 法政大から2021年ドラフト5位で読売ジャイアンツに入団すると、ルーキーイヤーは外野の守備固めを中心に33試合に出場。

 

 翌2023年はプロ初本塁打を放つなど能力の一端を示し、飛躍が期待されていた。

 

 しかし、なかなか一軍に定着することはできず、2024年はわずか4試合出場に。2025年は11試合の出場で打率.167に終わった。

 

 一方、同年はファームで90試合に出場し、打率.280、8本塁打、40打点、8盗塁の好成績をマーク。

 

 二軍では優れた成績をおさめているが、2026年でプロ5年目を迎えるだけに、一軍での結果が求められる立ち位置だ。

 

[sp_ad]

 

 FA加入の松本剛やドラフト4位入団の皆川岳飛など、ライバルが加わっており、さらに激しい競争が予想される。

 

 28人と限られたプロテクトリストにおいては、厳しい立場だっただろう。

 

 

【了】