テレビ朝日系ドラマ『科捜研の女 FINAL』(1月23日20:00~)の囲み取材が、都内で行われ、沢口靖子、内藤剛志が出席した。

  • 内藤剛志

    内藤剛志

京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、法医、物理、化学、文書鑑定などの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描いてきた『科捜研の女』。1999年10月のスタート以来、26年間にわたって現行連続ドラマ最多シリーズ記録を更新し続けてきたが、シリーズ放送300回という節目を迎え、その歴史に幕を下ろすことが決定した。

これまでも、時代に沿ったテーマを反映してきた『科捜研の女』シリーズだが、ファイナルの舞台は、“スマート・モビリティ特区”という近未来感あふれる設定。テーマもAIの暴走事件と、まさに時代の先端を走る内容だ。

そんな流れから、AIに関する質問が投げかけられると、沢口は「悩んだときや、わからないことがあると質問しています。とても助けられています」と、AI活用の“実用派”であることを明かした。

一方、対照的だったのが相棒・内藤剛志のスタンス。

「悩まないんですよ、僕」と前置きしつつ、「使うことはあるし、便利だと思う」と一定の理解は示したが、どうやら納得していない様子。

むしろ、その“便利さ”に対して、内藤はある種の対抗意識を燃やしているようで――

「何かコメントをしなきゃいけないことがあるとしたら、AIが言わないことを言ってやろうと思うんです。“内藤剛志風に”ということもできて、『穏やかに、深い声で……』とか出てくるので、ふざけんなと(笑)」と苦笑い。

さらに、「例えば、今回の『ファイナル』に対してのコメントを頼むと、らしいものが出てくる。だから、そうじゃないことを言ってやろうと。AIに負けてたまるか(笑)」と、芝居だけでなくコメント力でも“人間らしさ”を武器に真っ向勝負を挑んでいた。

26年間にわたり、現場とキャラクターを愛し続けた内藤の言葉には、冗談交じりながらも“役者としての矜持”がにじんでいた。