「普通免許で乗れる」でおなじみ、いすゞ自動車「エルフミオ」はカスタムしても楽しいトラックだ。最新のカスタム事例を「東京オートサロン2026」で確認してきた。
「可動式キャリア」が新登場!
写真の車両は、いすゞグループの純正用品メーカーであるいすゞA&Sがカスタムカーの祭典「東京オートサロン」に出展した「エルフミオ クロススタイル コンセプト2026」だ。ベース車両は通常の「標準キャブ」のシートバックスペースを約300mm拡張し、キャブ内の快適性を向上させた「スペースキャブ」というタイプ。担当者によれば「エルフミオをよりアクティブに見せる外装」として、足回りにフェンダーパネルなどのオリジナルパーツを装着している。ヨコハマタイヤのブロックタイヤとの組み合わせも相まって、アウトドアで活躍しそうなタフな雰囲気だ。
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トラックのホイールは「鉄チン」(スチールホイール)が普通。これをアルミに履き替えるとなるとコストも手間もかかるわけだが、「エルフミオ クロススタイル コンセプト2026」は鉄チンホイールにデカールを貼って切削アルミ風の外観を獲得している。このデカールは2026年中の発売を目指しているそうだ
今回のコンセプトモデルで最大の見どころは、荷台後部の「可動式キャリア」だ。今回が初公開の機構となる。
斜めになっているレールから飛び出している部分は、スライドさせることで動かせる。動かせば、背の高いものを縦に積んだり、長いはしごを横に積んだりするのに最適な形状にすることが可能だ。今回の出展車両は造園業を営むユーザーをイメージして製作したとのこと。
この車両が装着しているさまざまなパーツのうち、「コンセプト段階」といえるのは「可動式キャリア」を含め少数で、ほかは全て販売中あるいは販売を目指して開発中の段階にあるらしい。いすゞA&Sでは、過去にもユーザーやイベント来場者の反響を踏まえてコンセプト段階だったパーツを商品化したことがあるそうなので、可動式キャリアについても「欲しい」の声が多ければ市販化への道が開けるかもしれない。
いすゞA&Sが東京オートサロンに出展するのは今回で3回目。一般のクルマ好きが多く集まるカスタムカーの大規模イベントに出展し始めたのは、「普通免許で乗れる」エルフミオが登場したことによる部分が大きいようだ。「トラックって自分には関係ないかな、と思っていらっしゃる方が多いと思うのですが、こういうカスタムを見て、自分も乗ってみたいかもと一歩近づいてくれれば嬉しいです。そういう提案を用品でしてみたいと思っています」と担当者は話していた。

























