
オリックス・バファローズは9日、中嶋聡スペシャルアドバイザー(略称:SA)の役職をシニアディレクター兼フィールドコーディネーター(略称:SD)に変更したことを発表した。中嶋氏は従来の助言・サポート業務に加えて、球団運営や育成部門の強化、現場との橋渡し役としての役割を担うことになる。
中嶋氏は2020年途中からオリックスの二軍監督を務め、同年途中に一軍監督代行に就任。その後正式に一軍監督として指揮を執り、リーグ3連覇と2022年の日本一を達成した実績を持つ。2024年限りで監督を退任し、2025年からはスペシャルアドバイザーとして主に外国人選手の獲得や編成面で球団を支えてきた。
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球団は、昨季の中嶋氏の活動で得た知見をチームに還元し、運営・育成の両面で幅広く貢献してもらう狙いで役職変更を行った。海外野球の最新事情やテクノロジー、データ活用にも精通した中嶋氏の知識を、球団戦略全体に生かすことが期待されている。
中嶋氏自身はこれまでもSAとして、編集・編成面で球団に助言するだけでなく、キャンプでの視察やメディア出演を通じて情報発信にも積極的に関わってきた。専門家視点のコメントは野球ファンの間でも注目を集め、球界内外からその見識の高さが評価されている。
新たな役職であるSDでは、単に助言に留まらず、選手育成プログラムやチーム運営の具体的な施策にも関与することが期待される。球団は、GMや監督と密に連携し、将来を見据えたチームづくりを進める中で、中嶋氏の知見をチーム力向上に生かす狙いとしている。
中嶋氏はかつて現役捕手として長年にわたりプレーし、引退後は指導者としても実績を積んできた。その経験と豊富な国際的視野をもって、SDとしての新たな挑戦をスタートさせる。
今後のオリックスが国内外の選手育成、球団運営の両面でどのような成果を出していくかが、ファンや評論家の関心を集めることになりそうだ。
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