アストロズの今井達也【写真:Getty Images】

今井達也 最新情報

 埼玉西武ライオンズからポスティング公示された27歳の今井達也投手のように、NPBからメジャー挑戦を目指す選手たちには期限が設けられていた。それを踏まえ、MLBのフリーエージェント(FA)にも期限があった場合、どうなるかを米メディア『ファンサイデッド』が分析している。

 今井は11月19日(日本時間20日)からMLB球団と交渉可能な状態に入り、45日間のレースが始まった。

 

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 ニューヨーク・ヤンキースやシカゴ・カブスが最有力候補に挙げられながらも、1月2日(同3日)の期限間近になってトーンダウン。

 

 最終的に契約を勝ち取ったのは、ヒューストン・アストロズだった。

 

 それも当初予想されていた長期契約ではなく、3年総額5400万ドル(約84億5000万円)という短期契約となっている。

 

 これにはオプトアウト条項が含まれており、活躍次第で最大6300万ドル(約99億円)に上昇する契約だ。

 

 今井だけでなく、村上宗隆内野手(シカゴ・ホワイトソックス)、岡本和真内野手(トロント・ブルージェイズ)も期限ギリギリに移籍先が決まった。

 

 タイムリミットが設定されていることにより、競争が生まれ、より市場が活性化するとの見方もあるだろう。

 

 しかし、同メディアは「今井の契約期限は大きな注目を集めたが、MLBが取り入れるべきモデルとは言い難い」と結論づけている。

 

 理論上は名案に見えると前置きしつつ、「現実離れしており、筋が通らず、最終的には害の方が大きい可能性がある」と指摘。

 

 反対理由として「まず、労働組合もオーナー側も、厳格な期限に同意するとは考えにくい。

 

 なぜ球団が、恣意的に決められた日付までに契約を迫られなければならないのか?

 

 カイル・タッカーやアレックス・ブレグマンの立場からすれば、市場の動向を見極めるために待つメリットもある。

 

 一部のカテゴリーA、B選手は、1年目終了後にオプトアウト可能な2年契約を受け入れるかもしれない。

 

 しかし、例えばコディ・ベリンジャーが長期契約に強くこだわっているのであれば、短期契約に妥協する理由はないだろう」との見解を示している。

 

 なお、MLBでFA期限の設置が議論されているわけではなく、あくまでも同メディア独自に考えたテーマだ。

 

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【了】