津軽鉄道は、気動車と客車の連結が外れ、分離した事象(2025年12月29日に発生)を踏まえ、当面は客車(ストーブ列車)の連結を中止し、全列車を気動車のみで運行すると発表した。
12月29日に発生した事象について、津軽五所川原駅を14時40分に発車し、津軽飯詰駅を定刻(14時51分)に発車した第155列車が前町道踏切付近を走行した際、先頭の気動車2両と客車2両の連結部で分離したと同社。連結が外れたことで車間距離が開き、ブレーキ管も分離したため、自動的に非常ブレーキが作動。列車は緊急停止した。
列車には乗客約200人が乗車しており、機関士1人、車掌1人の他に、車内販売員と観光アテンダントが各2人ずつ乗務していたという。同社はその後、連結器、ブレーキ管、レール等の状態を確認し、列車の運転を再開している。一方で、今回の事態を踏まえ、線路の安全確認を実施するため、客車の連結を当面取りやめると判断したとのこと。
現在は全列車を気動車「走れメロス号」のみで運行。冬季に客車(ストーブ列車)を連結する時間帯に運行している第151~156列車についても、気動車のみでの運転としている。
同社は今回の事象を受けて、原因の確認と再発防止に努めるとしており、客車の連結再開時期は未定。なお、ストーブ列車を目的に来訪する利用者への対応として、ストーブ列車の客車を津軽五所川原駅の4番線ホームに留置し、客車内を無料開放する。車内で石炭ストーブを焚き、車内販売も実施。名物列車の雰囲気だけでも体験してもらえるように配慮した。公開時間は9時30分から17時までとされている。


