「新年の頭にネクストブレイク候補を発掘する」、2015年にスタートしたマイナビニュース恒例の正月企画を今年も実行。

年々、他サイトで似た記事も増えてきたが、22年の同企画で昨秋『じゃあ、あんたが作ってみろよ』(TBS系)のミナトくんを演じた青木柚をあげたように、ここでは「よりフレッシュな先物買い」という観点から10名の若手俳優を紹介していく。

セレクトのポイントは、「最近の出演作品で見せた可能性」「出演予定のラインナップ」「ポテンシャルと業界評価」の3点。近年、若手俳優の躍進が目立つだけに、早い段階からチェックしておきたい。

M!LKの新星と国宝級イケメン

  • 山中柔太朗

    山中柔太朗

1人目はM!LKのメンバーとして昨年末の『紅白歌合戦』に出場した山中柔太朗(24)。 M!LKは佐野勇斗ばかりが目立っていたが、実は山中も22年の『恋と弾丸』『飴色パラドックス』、24年の『初めましてこんにちは、離婚してください』とMBS制作の深夜ドラマで着実に経験を積んでいた。出演作のなかでも反響が大きかったのは23年の『ブラザー・トラップ』(TBS系)。主演・久間田琳加の相手役を務めたのだが、塩野瑛久との三角関係で視聴者を魅了した。

25年は『君がトクベツ』(MBS・TBS系)に出演したあと、秋に『できても、できなくても』(テレビ東京系)で準主演、『悪いのはあなたです』(読売テレビ)で主演。26年もさっそく1月期から『黒崎さんの一途な愛がとまらない』(日本テレビ系)で主演を務めるなど、すでに深夜帯での経験は十分積んだ。

昨年12月の『Yahoo!検索大賞2025 ネクストブレイク人物部門』に選ばれるなど業界内の評価も急上昇中であり、昨秋に佐野がゴールデン・プライムタイム初主演を果たしただけに山中も続きたいところだ。

  • 岩瀬洋志

    岩瀬洋志

2人目は『2025年下半期ViVi国宝級イケメンランキング NEXT部門1位』に選ばれた岩瀬洋志(21)。

24年の『新空港占拠』(日テレ系)で猿の仮面を脱いでイケメンぶりが話題になると、『スノードロップの初恋』(カンテレ制作・フジテレビ系)ではヒロインの弟役で出演するなどジワジワと出演作を増やしていった。

25年は2週連続ドラマ『告知事項あり。~その事故物件で起きること~』(フジ系)で主演を飾ると、『北くんがかわいすぎて手に余るので、3人でシェアすることにしました。』(カンテレ制作・フジ系)で物語のコンセプトとなる“ナチュラルボーン天使”に抜てき。26年は『DREAM STAGE』(TBS系)で“K-POPグループの圧倒的センター”を演じるなど、今最もイケメンの役がフィットする若手であり、演技の実力を見せればブレイクは間違いない。

映画『国宝』で横浜流星演じる役の少年期を好演

  • 日高由起刀

    日高由起刀

3人目はドラマデビューから出演ラッシュが止まらない日高由起刀(22)。ドラマデビューの25年に『東京サラダボウル-国際捜査事件簿-』(NHK総合)、『恋愛革命』(ABC)、朝ドラ『あんぱん』と『ばけばけ』(NHK総合)、『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ制作・フジ系)、『ESCAPE それは誘拐のはずだった』(日テレ系)と6作に出演して業界内を驚かせた。

なかでもインパクトがあったのは『僕達はまだその星の校則を知らない』で演じた坊主頭の生徒会長。スラックスで登校をした女子副会長を思い、自分はスカートをはいて登校し、制服の選択に一石を投じた。骨太な演技スタイルながら、韓国語を使いこなし、日韓でモデル活動するほか、料理、陸上競技、ギター、DJなどの多彩さもあり、果てしない可能性を感じさせられる。

4人目はすでに出演作が30を超えるなど風格を感じさせる杉田雷麟(23)。25年は日曜劇場『19番目のカルテ』(TBS系)に序盤のメインゲストとして抜てきされ、難病の弟を持つ兄の葛藤を熱演して視聴者の涙を誘った。さらに朝ドラ『ばけばけ』(NHK総合)とNHKスペシャル終戦80年ドラマ『シミュレーション~昭和16年夏の敗戦~』(NHK総合)に出演したほか、映画でも主演3作を含む計4作に出演。早くもテレビマンや映画人に愛される存在となっている隠れた世代トップクラスの俳優と言っていいだろう。

  • 越山敬達

    越山敬達

5人目は未就学児でスカウトされた伝説と、映画新人各賞の受賞歴を持つ越山敬達(16)。映画『国宝』で横浜流星演じる大垣俊介の少年期を演じたほか、『僕達はまだその星の校則を知らない』では盗撮疑惑をかけられる虫好きの生物科学部員を演じた。24年公開の映画『ぼくのお日さま』では主演に抜てきされ、すでにカンヌも経験。昨年12月28日にボーイズグループ・VOKSY DAYSのデビューが発表されただけに、事務所の先輩である佐野勇斗のような存在になっていくのではないか。

  • 濱尾ノリタカ

    濱尾ノリタカ

6人目は25年の朝ドラ『あんぱん』と大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK総合)への出演で一気に知名度を上げた濱尾ノリタカ(26)。特に『あんぱん』では“岩男親子”の1人2役をこなし、朝ドラ受けで本人たちから「博多華丸・大吉を足して2で割った顔」と言われるなど親しまれた。7月期に『明日はもっと、いい日になる』(フジ系)で児童福祉司を演じたあと、10月期には『じゃあ、あんたが作ってみろよ』に出演。後者では強引なハラスメント告発で主人公を追い込む怪演で盛り上げた。“若き性格俳優”という唯一無二の存在感で引く手あまたの俳優となりそうだ。

朝ドラ『ばけばけ』でイケメンぶりに反響

  • 酒井大成 大塚素久(SYASYA)

    酒井大成 大塚素久(SYASYA)

7人目は23年のスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』(テレ朝系)で主演を務めた酒井大成(27)。25年は『119エマージェンシーコール』(フジ系)で消防司令課とぶつかる現場主義の消防救助隊員を演じたあと、朝ドラ『ばけばけ』で主人公の見合い相手を演じてそのイケメンぶりが反響を集めた。さらに『狂人なおもて往生をとぐ~昔、僕達は愛した~』で舞台にも初挑戦するなど演技の幅を広げている最中であり、26年は活躍の場を広げていくだろう。

8人目は昨年12月28日に「第38回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞 新人賞」を受賞したばかりの林裕太(25)。25年はドラマでは『御上先生』(TBS系)と『なんで私が神説教』(日テレ系)、映画でも北村匠海主演の『愚か者の身分』と芳根京子主演の『君の顔では泣けない』に出演した。26年は1月期に『冬のなんかさ、春のなんかね』(日テレ系)で杉咲花演じる主人公の弟を演じたあと、春から朝ドラ『風、薫る』(NHK総合)にも出演するなどまさに前途洋々だ。

  • 新原泰佑

    新原泰佑

9人目は18年に「男子高生ミスターコン2018グランプリ」を受賞した新原泰佑(25)。25年は1月期の『御上先生』で謎の自死を遂げた主人公の兄を演じたあと、10月期に『ちょっとだけエスパー』(テレ朝系)で静電気を操る高校生エスパーを演じた。舞台での評価も高く昨年は「第32回読売演劇大賞」杉村春子賞を受賞。ダンスという強烈な武器を持ち、ミュージカルでの存在感は絶大なだけに、どこまで映像で活躍できるか注目されている。

10人目はゲスト出演が多かった時代を越え、レギュラー出演をジワジワと増やしている萩原護(22)。25年は『ホットスポット』(日テレ系)、『対岸の家事~これが、私の生きる道!』(TBS系)、『なんで私が神説教』(日テレ系)、『シナントロープ』(テレ東系)、『ifの世界で恋がはじまる』(MBS)の5作に出演して着実に経験を積み重ねた。特に『シナントロープ』で演じた“ハシビロコウ”は印象深く、26年1月期の『未来のムスコ』(TBS系)での演技にも期待がかかる。

いずれも単なるイケメンではなく、演技経験を重ね、可能性を秘めた俳優ばかり。まさにブレイク間近の若きスター候補を一年間追いかけてみてはいかがだろうか。