![横浜FM内定の村上慶(5番)を擁する大津が3回戦へ [写真]=野口岳彦](index_images/index.jpg)
第104回全国高校サッカー選手権大会・2回戦が31日に行われ、青森山田(青森)と大津(熊本)が対戦した。
高校年代の最高峰とも言える高円宮杯JFAU-18サッカープレミアリーグ2025を戦う両チームが激突する、2回戦屈指の注目カードだ。第100回大会の決勝カードとしても知られている。当時は青森山田が4-0で勝利し、戴冠を果たしていた。
2大会ぶり5度目の優勝を目論む青森山田は、29日に行われた1回戦で初芝橋本(和歌山)に力の差を見せつけ、5-0と完勝。一方で、5大会連続22回目の選手権出場で、史上初の優勝を目指す大津は、同日開催の1回戦で北海(北海道)相手に7-1とゴールラッシュを披露していた。
来季のファジアーノ岡山加入が内定している青森山田のGK松田駿、横浜F・マリノス入りが内定している大津の村上慶と、両チームのJ内定者が揃って先発に名を連ねたゲームは、序盤から互いにハイレベルな攻防戦を繰り広げる。青森山田は流れの中からだけでなく、セットプレーやロングスローを使ってゴールに迫る場面を作り、大津は1回戦の勢いそのままに鮮やかなパスワークを見せる場面もあったが、前半のうちにスコアは動かない。
0-0で後半へ入ると、遂に試合の均衡が破れる。大津は最前線に入った山下虎太郎が右サイドに流れて、福島悠士のロングフィードを収めると、見事な反転で縦へ突破し、低弾道のクロスボールを送る。マーカーを振り切ってニアサイドへ飛び込んだ山本翼がダイレクトボレーを沈め、大津が先手を取った。
1点ビハインドとなった青森山田は、交代カードも駆使しながら同点弾への道筋を探るが、タイスコアに戻すことはできない。このまま時計の針が進むと、68分に大津が待望の追加点を奪ってみせる。
大津が青森山田を敵陣へ押し込み、ブロックの外でボールを繋ぐと、ペナルティエリア手前右寄りの位置でボールを受けた岩﨑天利がカットインから左足シュート。これが味方の福島京次に当たってディフレクションすると、ボックス内に抜群のタイミングで顔を出した村上慶が、冷静に流し込んだ。
試合はこのままタイムアップ。山本翼と村上慶の2試合連続ゴールで、大津が4大会前の決勝のリベンジをやってのけた。
勝利した大津は2026年1月2日、3回戦で富山第一(富山)と対戦する。
【スコア】
青森山田 0-2 大津
【得点者】
0-1 48分 山本翼(大津)
0-2 68分 村上慶(大津)