日本テレビのバラエティ番組『サクサクヒムヒム ☆推しの降る夜☆』(毎週土曜23:30~)では、『サクサクヒムヒム ☆推しの降る音楽祭☆』と題した1時間スペシャルを27日に放送した。

  • (左から)佐久間大介、絢香、日村勇紀

    (左から)佐久間大介、絢香、日村勇紀

今回は、マカロニえんぴつ、ILLIT、絢香が登場し、各アーティストの魅力を深掘り。マカロニえんぴつの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、MVやライブ映像はもちろん、メンバーのInstagramまで毎日欠かさずチェックするほどの熱烈ファンだという乃木坂46・弓木奈於。そしてロックバンド愛が高じて、自身のYouTubeチャンネルでもマカロニえんぴつについて語っているダイノジ・大谷が担当する。

推しポイント(1)【ポップな曲なのにネガティブすぎる歌詞】

「ヤングアダルト」や「恋人ごっこ」の歌詞を改めて読んでみると、並ぶ言葉は思わずハッとするほどシビアで後ろ向きな表現が多い。明るく耳なじみのいいメロディーとのギャップに、日村勇紀は「悲しい!」、佐久間も「深~!」と驚きを隠せない様子。軽やかな曲調の裏に隠された“言葉の重さ”が、マカロニえんぴつならではの魅力なのだ。

推しポイント(2)【実験的で音楽界に影響ある音楽を作る】

多くの楽曲で作詞作曲を手がけるボーカル&ギターのはっとりは、90年代のロックシーンを席巻したユニコーンに強い影響を受け、その憧れから“はっとり”という名前を名乗るようになったという。

王道ロックからユーモアあふれる楽曲まで、自由奔放な音楽性で当時のバンド界に衝撃を与えたユニコーン。その姿勢に共鳴するマカロニえんぴつもまた、ジャンルの枠に収まらない多彩な楽曲を次々と生み出しているのだ。

その象徴ともいえるのが、サウナ好きが高じて制作されたハードロックナンバー「TONTTU」や、歌謡曲のような独特の歌唱が印象的なデュエット曲「嵐の番い鳥」。楽曲を聴き進めるうちに、佐久間は「ちゃんとひも解くとおもろさがやばい」、日村も「ふざけてるんだね」と反応し、佐久間は「全力でふざけにいってる」と、その振り切り方にすっかり魅了されていた。

そしてライブでは、代表曲「恋人ごっこ」に加え、弓木が強く推す応援ソングであり最新曲でもある「パープルスカイ」を披露。スタジオがマカロニえんぴつの世界観に包み込まれていく。

ILLITの魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、K-POP情報インフルエンサーとしてILLITの魅力をSNSで発信している、よぬそんいさん。そしてもう一人は、ILLITとの出会いをきっかけに、50代で初めて“推し活”の楽しさを知ったという森口博子が担当する。

森口の登場に、佐久間が思わず「ILLITにどハマりしたんですか?」と声をかけると、「どハマりどころじゃない」、「私の人生を変えてくれた」と、森口は熱量たっぷりに語り始める。

推しポイント(1)【K-POPアーティストの新常識を作り出した“新しいかわいさ”】

「Magnetic」のミュージックビデオを見てみると、まるで童話の中に迷い込んだかのようなロマンチックな世界観が広がる。ユニコーンなどのファンタジックなモチーフ、ひらひらとしたパジャマワンピース、そして全体を包み込むきらめき。「これは“夢かわいい”という、新しいかわいさなんです」と解説する森口。

強さやクールさ、ダークな世界観とは対極にある、儚くて柔らかな“夢かわいい”。ILLITの「Magnetic」は、そのビジュアルだけでなく、サウンド面でもK-POPの新たなスタンダードに挑戦しているのだった。

推しポイント(2)【心地良すぎて抜け出せないメロディー】

2016年にデビューしたBLACKPINK以降、K-POPシーンでは“ガールクラッシュ”と呼ばれる、強さや自信を前面に出したラップやEDMサウンドが主流となった。一方で「Magnetic」の音作りは、その流れとは真逆。主張しすぎない、やさしく寄り添うようなサウンドが特徴だ。実はこうした“心地よさ重視”の楽曲が、いま韓国で支持を集めているという。

その感性は他の楽曲にも色濃く表れている。「Cherish(My Love)」のMVでは、親知らずの痛みは思い切って抜いてしまえば何ともなくなる――そんな日常的な感覚を、恋心になぞらえて表現しているのだ。これには佐久間も「うわ~、センス良い!!」、「これすごいっすね」と思わず唸る。

さらに、推しへの想いをアーモンドチョコレートに重ねた「Almond Chocolate」、ゲーム画面のようなポップな映像とキレのあるダンスのギャップが際立つ「jellyous」など、楽曲ごとに異なる“かわいさ”が詰め込まれているのもILLITの魅力。なのだが……、そんなILLITが最新曲「NOT CUTE ANYMORE」では、これまでの“かわいい”イメージをあえて手放したという。

ライブでは、その新曲「NOT CUTE ANYMORE」を日本で初めて披露! サクヒムの2人もすっかりILLITの世界に引き込まれていくのであった。

絢香の魅力を教えてくれるキャラクター“おしつじさん”は、歌手・俳優の大原櫻子が担当。映画のオーディションで絢香の楽曲を歌ったことをきっかけに俳優デビューを果たしたという、大原ならではの視点で絢香の魅力を語っていく。

推しポイント(1)【どの音域でも芯がある説得力のある歌】

「とにかく歌が心に染み渡る」と、大原が真っ先に挙げたのが、絢香の歌声。

2013年にリリースされた「beautiful」のライブ映像を見ると、低音から高音まで、声の太さと深さを保ったまま伸びていく歌唱力が際立つ。その迫力に、日村も思わず「やばーい!」「超やばい!」と拍手が止まらない。

さらにスタジオには、絢香本人が登場。パワフルでありながら温かみのある歌声について、マイケル・ジャクソンから影響を受けたことが、彼女の歌のルーツにあると語った。

推しポイント(2)【勇気がもらえる飾らないストレートな歌詞】

続いて注目するのは、絢香の紡ぐ歌詞だ。2009年にリリースされた「みんな空の下」には、「涙流さない どんなに辛くても」、「負けないよって 頑張るよって」など、誰の心にもまっすぐ届く言葉が並ぶ。

「特に大好きで私自身の人生も変えてくれたような大きな存在の曲」と語る大原は「この曲はとても大切な曲」と特別な想いを明かす。

さらに大原が“勇気をもらえる一曲”として挙げたのは、今年9月にリリースされた「Wonder!」だ。子どもの無邪気さをテーマにした楽曲で、歌詞には「せーので駆け抜けた」、「ドンと高鳴る」など、まるで子どもに語りかけるような言葉が並ぶ。

「日常の中でときめきの瞬間を見つければ見つけるほど、未来がもっと輝いていくっていう、子供の目線で日常を見れたら大人ももっとキラキラした日々を過ごせるんじゃないかな」と、楽曲に込めた想いを絢香は語った。

そしてライブでは「みんな空の下」と新曲「Wonder!」を披露。絢香の生の歌声に大原は思わず涙。佐久間も日村も、力強く、それでいて包み込むような絢香の歌声に、深く心を揺さぶられる様子だった。

TVerでは、地上波未公開シーンを含む特別版が無料配信されている。

【編集部MEMO】
『サクサクヒムヒム』では特番時代から、「おぱんちゅうさぎ」「ストリートファイター6」「和山やま」「麻辣湯」「マネスキン」「パンどろぼう」「アオアシ」「ラーメン二郎」「サモエド」「平成女児ブーム」「シルバニアファミリー」「リロ&スティッチ」「BE@RBRICK(ベアブリック)」「韓国コンビニ」「小田切ヒロ」「Naokiman」「マインクラフト」「隅田川花火大会」「味仙」「伊藤潤二」「刃牙(バキ)シリーズ」「HANA」「快活CLUB」「ARG」「コジコジ」「551蓬莱」「坂元裕二」「ユニクロ」「ぺえ」「油そば」「観光列車」「アートネイル」「日本人振付師」「タコス」「新宿ゴールデン街」「細田守監督」「冬アイス」を深堀りしている。

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