広島県の都内アンテナショップ「ひろしまブランドショップTAU」(東京都中央区)は12月17日、2025年に売れたヒットランキングTOP10を発表した。同ランキングは、施設内1階から2階の物販エリアにおける2025年1月~10月末の販売実績に基づき作成された。

1位~3位は不動の人気を誇る商品ラインナップ

1位となったのはっさく屋の「はっさく大福・はっさく甘夏大福」(280円)だった。75,000個以上売れた、因島発祥の八朔の実を白餡とみかん餅で包んだ大福。八朔の酸味と白餡の甘味の絶妙なバランス、それを包むみかん餅との食感が、もっちりジューシーで、県内外の多くの人々に愛され続けている。現在は、火曜日以外の15時頃からの販売で、1人10個までの個数制限を設けて販売している。

なお、はっさく大福は10月頃から6月上旬頃までの季節限定商品で、6月から7月頃に販売するはっさく甘夏大福などの販売数も含まれる。

  • はっさく屋「はっさく大福」(280円)

    はっさく屋「はっさく大福」(280円)

2位は、にしき堂の「生もみじ(こしあん/粒あん/抹茶)」(160円)となった。2009年に新たに誕生した新銘菓で、そのもっちりとした食感が話題を呼び、今や定番のお菓子に。従来のもみじ饅頭とは異なり小麦粉を使用していない点が特徴で、米粉ともち粉、卵液などを独自の配合で混ぜ合わせた生地は、もちもちとした生食感に仕上げている。

  • にしき堂「生もみじ(こしあん/粒あん/抹茶)」(160円)

    にしき堂「生もみじ(こしあん/粒あん/抹茶)」(160円)

3位は、三宅水産の「うまいでがんす」(324円)となった。県外からも注目され、今や全国区となっている呉市民のソウルフード。 1950年の創業以来、変わらぬ素材(オリジナルのすり身、唐辛子、玉ねぎ)を主役に独特の辛みが人気のポイント。呉市民を中心に県民に長年愛される「ふるさとの味」だ。小腹が空いた時のおやつとしても酒の肴としても楽しめる。

  • 三宅水産「うまいでがんす」(324円)

    三宅水産「うまいでがんす」(324円)

4位以降はランキング初登場+定番商品

4位は、倉崎海産の「花瑠&花星(オイル&オイスター)」(1,998円)が昨年の6位から順位を上げランクインした。広島湾の自社の養殖場でとれた新鮮な牡蠣を香ばしく焼き、醤油で軽く味を調えて、純正コーン油に漬けた濃厚な味わい。まるでフォアグラのように柔らかくしっとりとした食感はワインのお供にも最適。中身の牡蠣だけでなく、牡蠣が漬かっていた旨みたっぷりのオイルも料理に活用できる。

  • 倉崎海産「花瑠&花星(オイル&オイスター)」(1,998円)

    倉崎海産「花瑠&花星(オイル&オイスター)」(1,998円)

5位は、やまだ屋の「桐葉菓(とうようか)」(180円)で、昨年の7位から順位を上げた。もち粉の生地で餡を包み、優しい甘さともっちりとした食感が特徴の県民に愛される銘菓。広島県内では「もみじ饅頭派? それとも桐葉菓派?」と聞かれるほど、親しまれているという。オーブンで軽く焼くと、表面は「カリっ」、中はほっこりとした、まるで焼きたてのようなおいしさを味わうことができる。自家製こし餡と粒餡の合せ餡は小豆の風味を最大限に生かしている。

  • やまだ屋「桐葉菓」(180円)

    やまだ屋「桐葉菓」(180円)

6位は、石野水産の「倉橋島のちりめん」(1,404円)となった。穏やかな瀬戸内海で育った繊細なちりめんを、鮮度を守るため漁場から一網ごと工場に直送し、丁寧に仕上げた商品。素材の良さが引き立つ塩加減と濃い旨味が特徴で、ご飯のお供としてはもちろん、和え物や冷奴に添えるなど、幅広い食べ方で楽しむことができる。

  • 石野水産「倉橋島のちりめん」(1,404円)

    石野水産「倉橋島のちりめん」(1,404円)

7位は、アンデルセンの「瀬戸田レモンケーキ」(237円)。国産レモン生産量日本一を誇る広島県産の瀬戸田エコレモンを使用しており、レモン果汁とピールを生地に練り込み焼き上げたふんわりスポンジに、まんべんなくかけたチョココーティングがポイント。冷やすと、チョコのパリッとした食感が楽しめる。

  • アンデルセン「瀬戸田レモンケーキ」(237円)

    アンデルセン「瀬戸田レモンケーキ」(237円)

8位は、広島県果実農業協同組合の「因島のはっさくゼリー」(226円)となった。八朔発祥の地とされる因島で生まれた商品で、新鮮な八朔の果実をたっぷり使用している。爽やかな酸味とまろやかなゼリーの味わいが特徴で、甘さを控えた仕上がりとなっており、幅広い世代に支持されている。

  • 広島県果実農業協同組合「因島のはっさくゼリー」(226円)

    広島県果実農業協同組合「因島のはっさくゼリー」(226円)

9位は、フジトシ食品の「子持ちこんにゃく」(400円)が初ランクインした。湯来の代表的なこんにゃくとして親しまれている商品で、ヘルシーでありながら、すでに味がついているため、手軽に食べられるところがポイント。刺身こんにゃくとしてだけでなく、揚げ物や天ぷら、煮物など幅広いアレンジで楽しめる。

  • フジトシ食品「子持ちこんにゃく」(400円)

    フジトシ食品「子持ちこんにゃく」(400円)

10位は、植田商店の「コリコリホルモンせんじ揚げ」(432円)となった。広島では昔から親しまれてきた「せんじ肉」という伝統的なソウルフード。豚の胃袋を揚げた独特のコリコリとした食感が特徴で、噛めば噛むほど、病みつきになる味わいだという。広島のクラフトビールと合わせてお酒のおつまみに。裏ワザ的な食べ方としては、白菜やキャベツと一緒に煮たり、炒めたりしてもOK。ほかにもアイデア次第で、和風にも洋風にもさまざまなアレンジが楽しめる。

  • 植田商店「コリコリホルモンせんじ揚げ」(432円)

    植田商店「コリコリホルモンせんじ揚げ」(432円)

殿堂入りの定番土産

殿堂入りの定番土産として、「もみじ饅頭」が選ばれた。広島県を代表する伝統的な菓子で、独特の形状と味わいから長年愛されている。その歴史は、江戸時代から続くとも言われている。ほんのり甘く香ばしい生地の中身は、定番の餡だけでなく、カスタードやチーズ、抹茶など様々。季節限定の味なども展開されている。

  • 「もみじ饅頭」(140円~)※写真は藤い屋

    「もみじ饅頭」(140円~)※写真は藤い屋

【番外編】冬に試したい、広島通に人気のグルメ

ヤマトフーズの「ひろしま牡蠣の土手鍋缶」(626円)は、広島を代表する冬の郷土料理「土手鍋」を缶詰で再現した商品。名物料理が何の準備も要らず、自宅で手軽に食べられるところがポイント。ランキング上位に入った花瑠&花星(オイル&オイスター)と並行して、「自宅での牡蠣の多様な楽しみ方」を提供している。

  • ヤマトフーズ「ひろしま牡蠣の土手鍋缶」(626円)

    ヤマトフーズ「ひろしま牡蠣の土手鍋缶」(626円)

よしの味噌の「広島れもん鍋のもと」(432円)は、レモンの国産生産量1位を誇る広島産レモンを使った鍋のもと。塩麹のやさしい甘味と旨味深い塩味に、広島レモンのさわやかさをプラス。お肉や海鮮もさっぱりと、酸味と旨みのしみこんだ野菜もたっぷりと食べられてヘルシーなため、女性にも人気の商品となっている。

  • よしの味噌「広島れもん鍋のもと」(432円)

    よしの味噌「広島れもん鍋のもと」(432円)

ぬまくま夢工房の「くわいポタージュスープ(5袋入)」(594円)は、生産量日本一を誇る広島県福山市の特産品「くわい」を使用した商品。「芽が出る」ことから縁起物として知られる高級食材を、手軽に楽しめるポタージュに仕上げた。高級食材ゆえに、市場に出回らない規格外品を有効活用したサステナブルな開発ストーリーを持つ商品で、ひと口目の甘みの後から追いかけるほのかな苦みが、味わいのポイントとなっている。

  • ぬまくま夢工房「くわいポタージュスープ(5袋入)」(594円)

    ぬまくま夢工房「くわいポタージュスープ(5袋入)」(594円)

児玉醤油の「広島三次 霧そば」(864円)。蕎麦の産地である三次盆地は、寒暖差が激しく霧深い気候が特徴。この厳しい自然環境こそが、蕎麦の実の風味と香りを凝縮させ、深い味わいを生み出している。温かい年越しそばとしてはもちろん、冷たいざるそばとしても蕎麦本来の濃い旨味を楽しめる。

  • 児玉醤油「広島三次 霧そば」(864円)

    児玉醤油「広島三次 霧そば」(864円)