11月に亡くなった俳優の仲代達矢さんが昨年、若い俳優たちに向けて行ったワークショップ『君たちは、どう演ずるか?』が、フジテレビの動画配信サービス・FODで配信されている。

  • 『君たちは、どう演ずるか?』

    『君たちは、どう演ずるか?』

このワークショップは、次世代を担う若手俳優、クリエイターに向けて、当代の名優たち自身がたどってきた俳優としての人生、そして、そこから得た“演技とは、何か”というテーマを語り、これから演技、演出などと真摯(しんし)に向き合う上で参考にしてほしいという思いから実施。

24年9月20日、初回ワークショップが、フジテレビ湾岸スタジオで開催され、92歳まで役者として現役で活躍した仲代さんが講師として参加。生前には文化勲章を受章し、逝去後には従三位を授与。「生涯修業」を掲げ、映画・舞台で数々の名作に出演し、俳優育成のため「無名塾」を設立するなど、日本演劇界に大きな足跡を残し、世界的にも俳優として高く評価された。黒澤明監督作品をはじめ、映画史に輝くその功績が語り継がれる仲代さんが若き俳優たちに何を語ったのか。

司会は、仲代さんと旧知の間柄である演出家兼監督・杉田成道氏が務めている。

「役者とは、生涯を懸けて高き頂を目指す者。演ずるとはどういうことか?」と、ひたすらに己に問いかけた仲代さん。70年を超える役者人生を振り返りながら、どのようにして生き、どのような苦闘を乗り越えたのか、壁にぶつかり、もがき、何をつかみとったと実感したのか。俳優にとって何ものにも代えがたい貴重な経験を若手俳優へ伝えている。

(C)フジテレビ