(左から)広島東洋カープの髙木翔斗、福岡ソフトバンクホークスの木村大成、阪神タイガースの藤田健斗(写真:産経新聞社)

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[1/6ページ]

髙木翔斗(広島東洋カープ)

[caption id="attachment_243627" align="aligncenter" width="530"] 広島東洋カープの髙木翔斗(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:187cm/96kg

・生年月日:2003年8月12日(22歳)

・経歴:県立岐阜商

・ドラフト:2021年ドラフト7位(広島)

・今季成績(二軍):30試合出場、打率.234(47打数11安打)、1打点

 

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 強打の捕手として期待を寄せられているが、厳しい立場に置かれつつある髙木翔斗。来季で高卒5年目を迎えるだけに、なんとか現状を打破したいところだ

 

 県立岐阜商では2年時から4番・正捕手とチームの大黒柱を担い、3年時には春夏連続で甲子園出場を経験。大型捕手として注目を集め、2021年ドラフト7位で広島東洋カープに入団した。

 

 しかし、高卒1年目からウエスタン・リーグで経験を積んでいるが、3年連続で打率1割台とプロの壁に苦しんだ。

 

 高卒4年目の今季は、オープン戦で一軍の舞台を経験するも、開幕二軍スタート。

 

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 ファームでも30試合の出場で打率.234と目立つ数字を残せず。高卒3年目の清水叶人、同6年目の持丸泰輝とマスクを分け合う形となり、出場機会を増やせなかった。

 

 また、坂倉将吾、會澤翼ら一軍捕手陣の壁が大きく、支配下登録の捕手では唯一、これまでのキャリアで一軍出場経験がない状況となっている。

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[2/6ページ]

木村大成(福岡ソフトバンクホークス)

[caption id="attachment_243623" align="aligncenter" width="530"] 福岡ソフトバンクホークスの木村大成(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:左投左打

・身長/体重:180cm/82kg

・生年月日:2003年9月12日(22歳)

・経歴:北海高

・ドラフト:2021年ドラフト3位(ソフトバンク)

・今季成績(二軍):36試合登板(46回)、3勝2敗、24奪三振、防御率2.15

 

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 高卒4年目の今季は二軍で結果を残すも、一軍での登板機会を得ることができなかった木村大成。選手層の厚いチームに所属するだけに、一軍まで険しい道のりとなっている。

 

 北海高では、3年時に春夏連続で甲子園に出場。最速150キロを誇る本格派左腕として注目を集め、2021年ドラフト3位で福岡ソフトバンクホークスに入団した。

 

 しかし、プロ入り後は度重なる故障に苦しみ、ウエスタン・リーグでの登板機会が限られた。

 

 高卒3年目の昨季は三軍・四軍戦が主戦場に。二軍では4試合の登板にとどまり、2勝1敗、防御率2.19の数字となった。

 

 それでも今季は、二軍のブルペンに定着し、36試合登板で3勝2敗、防御率2.15と確かな成長を示した。

 

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 一方で、7月末に自身初の一軍昇格を果たしたが、登板機会がないまま登録抹消。チームは優勝争いを繰り広げており、一軍デビューはお預けとなった。

 

 さらなるレベルアップに励み、一軍デビューを手繰り寄せたい。

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[3/6ページ]

藤田健斗(阪神タイガース)

[caption id="attachment_243626" align="aligncenter" width="530"] 阪神タイガースの藤田健斗(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:173cm/78kg

・生年月日:2001年10月18日(24歳)

・経歴:中京学院大中京高

・ドラフト:2019年ドラフト5位(阪神)

・今季成績(二軍):45試合出場、打率.182(66打数12安打)、6打点、1盗塁

 

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 一軍捕手陣の牙城を崩せず、ファームでの生活が続いている藤田健斗。来季で高卒7年目を迎えるだけに、そろそろ一軍の舞台を経験したいところだ。

 

 中京学院大中京高(現:中京高)では「4番・捕手」でチームを牽引し、3年夏の甲子園ではベスト4に進出。2019年ドラフト5位で阪神タイガースに入団した。

 

 ルーキーイヤーからファームで実戦経験を重ね、高卒3年目の2022年には二軍で65試合出場、打率.243、1本塁打、12打点を記録。

 

 しかし、なかなか一軍でのチャンスを得られず、昨季は二軍で打率1割台に沈んだ。

 

 高卒6年目の今季は、二軍戦45試合の出場で打率.182、6打点と低迷。

 

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 一方、守備面では高い盗塁阻止率をマークするなど、成長を見せている。

 

 だが、一軍には坂本誠志郎、梅野隆太郎と経験豊富な捕手陣が君臨し、その他にも榮枝裕貴らが控える。浮上の足掛かりを掴みたいところだ。

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[4/6ページ]

前田銀治(東北楽天ゴールデンイーグルス)

[caption id="attachment_243629" align="aligncenter" width="530"] 東北楽天ゴールデンイーグルスの前田銀治(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:182cm/98kg

・生年月日:2003年11月19日(22歳)

・経歴:三島南高

・ドラフト:2021年ドラフト3位(楽天)

・今季成績(二軍):11試合出場、打率.067(15打数1安打)、1打点

 

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 プロ入り後は度重なる故障に見舞われ、4年間で一軍出場を果たせなかった前田銀治。来季は育成選手として再スタートを切ることとなった。

 

 三島南高では高校通算31本塁打を記録し、2021年ドラフト3位で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。強打の外野手として大きな期待が寄せられた。

 

 しかし、ルーキーイヤーは二軍で72試合出場、打率.145と苦しむと、同年のみやざきフェニックスリーグで右足を骨折。翌2023年は大きく出遅れた。

 

 高卒3年目の昨季は85試合に出場したが、打率.173、4本塁打、14打点と物足りない数字が並んだ。

 

 さらに今季は、開幕前に左アキレス腱断裂の大ケガを負い、長期離脱を強いられた。

 

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 シーズン後半に実戦復帰を果たしたが、わずか11試合の二軍出場にとどまり、今オフに戦力外通告および育成再契約が打診された。

 

 持ち味の長打力でアピールし、再び支配下に返り咲きたい。

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[5/6ページ]

中川拓真(東京ヤクルトスワローズ)

[caption id="attachment_243628" align="aligncenter" width="530"] 東京ヤクルトスワローズの中川拓真(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:右投右打

・身長/体重:180cm/88kg

・生年月日:2002年7月17日(23歳)

・経歴:豊橋中央高

・ドラフト:2020年ドラフト5位(オリックス)

・今季成績(二軍):55試合出場、打率.176(108打数19安打)、2本塁打、5打点

 

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 新天地に移籍するも、プロ入り5年間で一軍での出番を掴めずにいる中川拓真。来季は育成選手から再起を図るシーズンとなる。

 

 豊橋中央高では、高校通算44本塁打を記録。強打の捕手として評価され、2020年ドラフト5位でオリックス・バファローズに入団した。

 

 高卒2年目の2022年には二軍で46試合に出場したが、打率.210、1本塁打、14打点と振るわず。

 

 翌2023年は左手有鈎骨の骨折により、20試合の出場にとどまり、同年オフに戦力外通告を受けた。

 

 その後、2024年は九州アジアリーグ・火の国サラマンダーズでのプレーを決断。同年7月に東京ヤクルトスワローズと支配下契約を締結した。

 

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 しかし、加入2年目の今季は、二軍で55試合に出場するも、打率.176、2本塁打、5打点とアピールに失敗。今オフに戦力外通告を言い渡され、育成再契約を結んだ。

 

 チームには鈴木叶、矢野泰二郎など若手捕手が多く、苦しい立場に置かれている。

 NPBでは、2022年から現役ドラフト制度が導入。細川成也(現:中日)、水谷瞬(現:日本ハム)らのように、移籍を機に飛躍を遂げる選手も現れた。一方、プロ野球界にはまだまだ出場機会が恵まれていない選手も数多く存在する。ここでは、支配下指名でプロ入りを果たすも、いまだに一軍出場がない選手を紹介したい。[6/6ページ]

秋山正雲(千葉ロッテマリーンズ)

[caption id="attachment_243624" align="aligncenter" width="530"] 千葉ロッテマリーンズの秋山正雲(写真:産経新聞社)[/caption]

・投打:左投左打

・身長/体重:174cm/80kg

・生年月日:2003年4月29日(22歳)

・経歴:二松学舎大付高

・ドラフト:2021年ドラフト4位(ロッテ)

・今季成績(二軍):17試合登板(43回)、2勝2敗、39奪三振、防御率2.51

 

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 高卒1年目には飛躍を予感させる成績を残していたが、現在は育成契約となっている秋山正雲。今季は浮上の兆しを見せており、来季中の支配下復帰、一軍デビューに期待がかかる。

 

 二松学舎大付高から2021年ドラフト4位で千葉ロッテマリーンズに入団。ルーキーイヤーは二軍で15試合に登板し、4勝1敗1セーブ、防御率2.34と優秀な数字をマークした。

 

 しかし、翌2023年は打ち込まれる登板が目立ち、防御率が大幅に悪化。昨季は二軍で30試合に登板したが、防御率6.12に終わった。

 

 同年オフに戦力外通告を受け、育成選手として再スタートを切ることになった。

 

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 それでも高卒4年目の今季は、開幕からリリーフとして好投を続け、シーズン後半には先発に転向。最終的に17試合登板(8先発)で2勝2敗、防御率2.51の好成績をおさめた。

 

 高卒5年目となる来季はアピールを続け、まずは支配下復帰を果たしたい。

 

 

【了】