
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[1/6ページ]
清水達也
[caption id="attachment_218302" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの清水達也(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・経歴:花咲徳栄高
・年齢:26歳
・国内FAまでの一軍登録日数:残り123日
・今季成績:55試合登板、4勝1敗4セーブ30ホールド、防御率2.24
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プロ8年目の清水達也は、順調に行けば2026年に国内FA件取得予定である。
今季は55試合に登板して、34ホールドポイント(4勝1敗4セーブ30ホールド)防御率2.24をマーク。
抑えの松山晋也が夏場にけがで離脱した際には、代わりに”9回の男”の役目を果たすなどチームの穴を埋め、4年連続の50試合以上登板を達成した。
また、今季は4年ぶりの被本塁打0も記録している。
そんな中日ブルペン陣に欠かせない清水がFAで流出するのは、球団としては大きなダメージになり得る。流出は避けたいところだろう。
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現在は腰痛により、リハビリに専念。来季どのタイミングで一軍に合流するかは未定だが、まずは順調にけがから回復してもらいたい。
清水の来季の国内FA、さらには再来年の海外FAの動向に要注目である。
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[2/6ページ]
山本泰寛
[caption id="attachment_242965" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの山本泰寛(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・経歴:慶応高 - 慶応大
・年齢:32歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り105日
・今季成績:112試合出場、打率.242、4本塁打、23打点、3盗塁
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来季でプロ10年目の山本泰寛は、あと一軍登録105日で国内FA権を取得する。
巨人時代の5年間はレギュラー獲得まで至らず、2020年オフにトレードで阪神タイガースへ移籍。主に内野の守備面が高く評価され、打撃では左投手との対戦でたびたび起用された。
そんな中、2021年4月3日の中日戦では、左腕の福敬登からサヨナラ二塁打を放つなど印象を残す活躍も見せた。
しかし、2023年は一軍出場なしに終わると、同年オフに戦力外通告。その後は中日ドラゴンズへ活躍の場を移した。
昨季は79試合に出場して打率.250、1本塁打、9打点だったが、今季は112試合の出場で打率.242、4本塁打、23打点とキャリアハイの成績を残した。
内野の全ポジションを守れるユーティリティぶりと、思い切りの良い打撃で、今季の中日に必要なピースとなった山本。中日では欠かせない選手になりつつある。
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決して目立たない存在ではあるが、山本のような選手のFAでの流出は痛いところである。
FA権を獲得した先には、どのような決断を下すのだろうか。残留かFA宣言か、その動向を追いたい。
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[3/6ページ]
上林誠知
[caption id="attachment_215549" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの上林誠知(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投左打
・経歴:仙台育英高
・年齢:30歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り96日
・今季成績:134試合出場、打率.270、17本塁打、52打点、27盗塁
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上林誠知は来季、あと一軍登録96日で国内FA資格を有することになる。
福岡ソフトバンクホークスでは、2017年に134試合の出場で13本塁打、51打点、12盗塁を記録してレギュラーに定着。
翌2018年には143試合に出場して、22本塁打、62打点、13盗塁をマークして、走攻守ともに存在感を示した。
しかし、その後はアキレス腱断裂の影響などで試合数を減らすと、2023年オフに中日ドラゴンズに移籍した。
移籍1年目の昨季は打率.191、1本塁打、3打点の成績に終わったが、今季は復活。
今季開幕戦のDeNA戦では代打での出場だったが、開幕2戦目では「3番・左翼」で出場して2安打。開幕3戦目でもスタメンで2安打と存在感を見せた。
4月1日の巨人戦の7回裏には、二塁ランナーとして代走で出場。バントによる三走の際にとっさに右手を引き、左手一本でセーフをもぎ取ったプレーは、ファンの間で”神走塁”と称えられた。
5月上旬からは外野のレギュラーに定着。結果、今季は134試合に出場して、打率.270、17本塁打、52打点、27盗塁の成績をマークした。
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秋季キャンプでは、体の動きを確かめながらじっくりトレーニングに励んでいた上林。
トリプルスリーも狙える野球センスを持つ上林の流出は、避けたいところだ。
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[4/6ページ]
宇佐見真吾
[caption id="attachment_229924" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの宇佐見真吾(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投左打
・経歴:市立柏高 - 城西国際大
・年齢:32歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り51日
・今季成績:20試合出場、打率.118、1打点
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宇佐見真吾は、あと一軍登録51日での国内FA権取得が迫っている。
巨人時代のプロ2年目にはプロ初本塁打をサヨナラ打で飾るなど、同年は4本塁打を放ち、次世代の捕手として注目された。
しかし、2019年は巨人捕手陣の層の厚さに阻まれて、出場試合数が3試合に激減。同年のシーズン途中に、北海道日本ハムファイターズへのトレード移籍が決まった。
移籍4年目の2022年には、新たに就任した新庄剛志監督のもとで81試合に出場し、打率.256、5本塁打、24打点とキャリアハイの成績をマーク。同年は捕手として78試合に出場し、日本ハムの”打てる捕手”として飛躍を予感させた。
しかし、翌2023年に打撃不振で二軍落ちすると、同年途中に中日ドラゴンズへのトレード移籍が決まった。
同年は骨折で離脱した木下拓哉の代わりにスタメンマスクを被るなど69試合に出場。昨季も61試合の出場ながら、打率.303、3本塁打、17打点を記録した。
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だが、今季はわずか20試合の出場で打率.118、1打点と低迷。長所の打撃を再び磨かなければ、第二捕手、第三捕手の座も危うい状況である。
もう一度打てる捕手として活躍すれば、FA権を行使するか否かの注目度が増しそうだ。
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[5/6ページ]
福敬登
[caption id="attachment_212803" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの福敬登(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:左投左打
・経歴:神戸西高 - JR九州
・年齢:33歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り79日
・今季成績:17試合登板、0勝1敗4ホールド、防御率0.54
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プロ10年目の福敬登。順調に行けば、あと一軍登録79日で国内FA権取得予定である。
左肩痛の影響でプロ2年目の2017年オフに育成契約になるも、何度も這い上がってきた福。
その才能がやっと開花したのは、プロ4年目の2019年である。
この年52試合に登板した福は、20ホールドポイント(2勝0敗18ホールド)、防御率2.05で、中日の左のリリーフとして定着した。
翌2020年にも53試合に登板して、30ホールドポイント(5勝5敗2セーブ25ホールド)、防御率3.55をマーク。同年の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得している。
続く2021年には57試合の登板で、22ホールドポイント(2勝2敗20ホールド)、防御率3.18とキャリアハイの登板数を記録する。
しかし、2022年のシーズン終了後に黄色靱帯骨化症を患ってからは、登板数が減少。同年の36試合から術後の2023年は29試合、昨季は13試合、今季は17試合の登板となった。
とはいえ、成績自体は悪くない。
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2023年は29試合登板で13ホールドポイント(1勝0敗12ホールド)、防御率2.55を記録。昨季は13試合に登板して防御率1.54をマークした。
今季も17試合に登板して、4ホールドポイント、防御率0.54の成績である。プロ通算10年で290試合に登板した左腕の引き留めは、必須だろう。
中日ドラゴンズの屋台骨を支える選手たちが、相次いでFA権取得の時期を迎えようとしている。リリーフエース、ユーティリティプレイヤー、そして捕手陣。さらに今季セ・リーグで復活を遂げた外野手。彼らの去就が、中日の将来を大きく左右することになりそうだ。今回は、中日でFA取得間近の選手を取り上げる。[6/6ページ]
加藤匠馬
[caption id="attachment_242964" align="alignnone" width="530"] 中日ドラゴンズの加藤匠馬(写真:産経新聞社)[/caption]
・投打:右投右打
・経歴:三重高 - 青山学院大
・年齢:33歳
・国内FA取得までの一軍登録日数:残り116日
・今季成績:47試合出場、打率.234、1本塁打、6打点
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加藤匠馬は、あと一軍登録116日で国内FA権を獲得する。
強肩が魅力の加藤は、プロ5年目の2019年にキャリアハイとなる92試合に出場。しかし、同年は打率.228、13打点と打撃面がネックとなっていた。
翌2020年に台頭した木下拓哉がレギュラーに定着したことにより、同年の加藤の出場試合数は29試合に減少。翌2021年途中には、トレードで千葉ロッテマリーンズに移籍する。
移籍1年目は57試合の出場で2本塁打を放ったものの、打率は.095。翌2022年も24試合の出場で打率.111と、打撃面での課題を克服できなかった。
そんな中、2022年オフに中日へ復帰。移籍2年目の昨季は正捕手として、チーム最多の86試合に出場した。
今季は47試合と出場試合数を減らしたが、打率.234、1本塁打、6打点の成績をマーク。
打撃面では、物足りなさを感じさせたが、盗塁阻止率は.385と、肩の強さを印象づけた。
石伊雄太の台頭で再び出番を減らした今季だが、20試合中16試合のスタメンマスクで、昨季12勝の髙橋宏斗とバッテリーを組んだ。
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今季8勝の髙橋宏が挙げた内の6勝は、加藤のリードによるところが多い。
加藤の巧みなリードは第二捕手として中日に必要なだけに、FA流出は阻止したい。
【了】