東海テレビ・フジテレビ系ドラマ『介護スナックベルサイユ』(毎週土曜23:40 ~24:35)第10話に出演するモト冬樹と相島一之のコメントが公開された。

  • 『介護スナックベルサイユ』場面カット

    『介護スナックベルサイユ』場面カット

ジミー中津川(モト冬樹)が人生の最後に会いたいのは君島譲(相島一之)

ベルサイユの常連の一人、往年のロックスター・ジミー中津川(モト冬樹)。一世を風靡したバンド・バックファイヤーの名ギタリストだったが今は車椅子に乗って来店し、点滴で元気を取り戻す日々だった。

そんな彼も天国への階段を上る日が近づき、まりえ(宮崎美子)に魔法のワインをオーダーする。人生の最後に会いたいと願ったのは、中津川を自身のバンドに招き入れてくれた君島譲(相島一之)、通称「ジョー」だった。

バンドのボーカルだったジョー。バンドのメジャーデビューを巡り、ある理由から中津川は、ジョーを「切って」しまう。バンドは大成功、中津川らは売れてビッグになったが、彼の心にはそのことが、今でもトゲのように刺さっているのだった。

モト冬樹コメント

――オファーを受けた際の感想を教えてください。

「人生の最後に会いたい人に会えるなんて、面白い話だなぁ」と思ってドラマを見ていたらオファーをいただいて。しかも往年のロックスターという設定じゃないですか。「まさに俺にピッタリの役だ!」と感じてすぐに出演を決めました。今回は髪を金色に染めているんだけど、これは僕からの提案なんです。ジミー中津川は、きっと年を取ってもロックでいたいはずだから。でも僕自身が髪を染めたのは、人生でほぼ初めてで……。髪へのダメージがすごく心配です。

――相島一之さんとのライブシーンの撮影もありました。

ライブシーンの演技は、音楽経験のある人でないとリアリティが出ないんです。だからオファーがあった時、「相手役は誰なんだろう?」と気になっていました。相島さんは以前から音楽活動にも力を入れていると伺って、俄然楽しみになりましたね。ライブシーンの撮影は、本当に楽しかったです。

――物語は「人生の分岐点」がテーマの1つですが、ご自身にもそんな経験がありましたか?

もちろんあります。特にバンド活動は、売れるまでは心は一つでも、売れてからが難しかったり……。そういう分岐点では何らかの「啓示」があるはずなんです。僕はその分岐点で「流される」のではなく、「流れに乗る」ことが大事だと感じています。それとお金で選ぶのではなく、ワクワクするほうにいったほうが、間違いがないと思いますね。

――第10話の見どころを教えてください。

やっぱり僕と相島さんのセッション、ライブシーンは見てほしいですね。何より、僕が早く見たいもん(笑)。それと二人が対面する場面でも、音楽経験のある二人だからこそ生み出せる「間合い」みたいなものを感じてもらえればと思っています。演技はリズム感が大事だと思うから。でも、やっぱり一番見てほしいのは僕の金髪ですかね(笑)。

相島一之コメント

――オファーを受けての感想、君島譲という役について教えてください。

15年くらい前から本格的にバンド活動を始めました。それが知られて今回のお話もいただけたのかなと思い、とても嬉しかったです。モト冬樹さんとのライブシーンというのもワクワクしました。君島譲のように、音楽でも演劇でも夢を持って始めたけれど途中で諦めたという人は多いと思います。僕が学生の頃にも、自分より才能があるのに現実的な選択をして、演劇の世界から身を引いた人をたくさん見てきました。そんな「日本中の君島さん」に、この物語が届くといいなと思いました。

――物語は「人生の分岐点」がテーマの1つですが、ご自身にもそんな経験がありますか?

僕が役者で飯を食っていこうと決めたのは、たった3人ですけれど「あなたは素敵だ」と言ってくれた人がいたからなんですね。それはあながち間違っていなくて、1人を楽しませられない人は、きっと1万人を楽しませることはできないと思うんです。この話は若い人たちにもよくしているのですが、そんな、ある意味「無謀」なところからの出発でいいんじゃないかなと思っています。

――第10話の見どころをお願いします。

やっぱりモトさんとのセッションでしょうか。モトさんはバリバリのギタリストだし、僕もそれに合わせて歌ったり、ハーモニカを吹いたりできたので。ステージ上で、音楽で会話をしているような雰囲気を感じてもらえたらと思います。そして物語自体もシリアスな部分と笑える部分のバランスが良かったり、ファンタジーなんだけどとても深いテーマを描いているところも感じてもらえたら嬉しいです ね。

(C)東海テレビ

【編集部MEMO】
『介護スナックベルサイユ』は、今年3月に特別企画として2回にわたって放送され(※)、多くの反響を呼んだことから連続ドラマ化が決定した。(※2025年3月22日・29日放送。 主演・尾碕真花 出演 宮崎美子ほか)。店はどこにでもあるスナックのようにみえるが、介護士資格をもつスタッフが常駐するなど立派な介護現場だ。訪れる客の大半が要介護認定を受けているため、点滴をうったり、血圧を測ったり、リハビリをする客もいる。ビールは誤嚥を防ぐため、とろみ剤を混ぜて提供することもある。中でも注目は、上杉まりえ(宮崎美子)が、仕入れから担当している特製ワイン『SEE YOU INMY DREAMS』だ。飲めるのは生涯でたった一度、それもお一人さま一杯だけ。飲めば、会いたい人に会える“魔法のワイン”で、訪れる客を“人生最期の夢”へと誘っていく。夢を堪能した後には、それを象徴する料理が振る舞われ…。これが、道先案内のフルコースだ。