「あんなに締め付けて、こんなことしていいのかな……っていう気分でした。でも、すごくいい気持ちになりました(笑)」

そう語るのは、「PACHI-PACHI-7プロジェクト」(日本遊技機工業組合)の新CM「Nを訪ねてUSA」編で、“パチンコ業界の裏のドン・N”こと「PACHI‑PACHI‑QUEEN(パチパチクイーン)」に扮した藤田ニコル。

シリーズの続編となる本作の現場を振り返り、「今回初めての参加だったんですけど……なんかすごい申し訳ないことしたなっていうのがいちばんの感想ですね(笑)」とうれしそうに笑顔を見せる。

  • 藤田ニコル

    藤田ニコル

「ギャルっぽくてかわいい~」と素のリアクションも

今回のCMは、はじめしゃちょー、佐久間宣行氏、ビッグクラッピーといった「PACHI‑PACHI‑7」のメンバーが、“PACHI‑PACHI‑QUEEN”を訪ねるためにアメリカへ……という設定の物語。リムジンで拉致された3人は、廃工場で拘束され、巨大な銀玉に押し潰されそうになる……という展開だ。

藤田は銀玉の装飾アクセサリーとエナメルのコートという妖艶な装いで登場。美術セットは廃工場を模した大規模セットで、天井からぶら下がるチェーンや巨大な銀玉など、細部までこだわり抜かれていた。撮影中、チェーンの先端が装飾されていることに気づき、「これ誰がデコったんだろ? ギャルっぽくてかわいい~」と素のリアクションを見せる場面もあった。

“にこるん”から“ニコルさん”へ――揺れる心境と言葉の変化

CMの現場だけでなく、彼女を取り巻く環境もまた大きく変化していた。以前から馴染みのあったあだ名“にこるん”で呼ばれることが少なくなり、新たに“ニコルさん”と呼ばれる機会が増えているという。本人もその変化を、少し切なさを交えて受け止めているようだ。

「ずっと『にこるん』って呼ばれてたのに、ここ最近は『ニコルさん』って呼ばれることが多くて、変わったなって思いました。しっかり『ニコルさん』になっていってるのかなっていう気持ちと、ちょっと寂しい気持ちがあります。『藤田さん』もあまりないから、なんかドキッとします。慣れていきたいと思います」

“怖いニコルさん”に怯える演技?

現場では笑いが絶えなかったようだが、緊張感のあるシーンも本作の見どころ。佐久間氏は、こう振り返る。

「僕とはじめさんは、ニコルさんを怖れてる演技を朝からずっとしてたんです。で、ついに登場したから怖い感じ(笑)。役作りできてたからね(笑)」

それに対して藤田も、「確かに、けっこうしっかり(役に)入ってましたよね(笑)」と笑顔で返す。

一方、はじめしゃちょーは共演の喜びを語りつつ、撮影の雰囲気についてこう語った。

「ニコルさんも加わりまして……佐久間さんも本当に尊敬している方なので、いろいろお話できて楽しかったです。ワイワイしてるところに“怖いニコルさん”が来たから(笑)」

それを受けて、藤田も納得の表情で締めくくる。

「だからちょっと距離感あったんですね。そのオーラは感じました(笑)」

息ぴったりなチームワークが、異色CMを一層盛り上げていた。

【編集部MEMO】
藤田ニコルは、1998年2月20日生まれのニュージーランド出身。2009年、「第13回ニコラモデルオーディション」でグランプリを受賞し、モデルデビュー。その後、『Popteen』専属モデルを2014年から2017年、『ViVi』専属モデルを2017年から2025年まで務めた。2023年8月、俳優の稲葉友と結婚。モデル、タレントの枠を超えてマルチに活躍の幅を広げ、SNS総フォロワー数は1,000万人を超える。