江崎グリコは、チョコレートブランド「Tunmel(トゥンメル)」より、新たに「Tunmel ボンボンショコラ カカオセレクション」(3個入り 1,512円、6個入り 3,024円)を2025年12月1日以降順次販売します。
今回、メディア向けの発表会にて一足お先に試食させていただきました。特殊な製法や新商品の味わいなど、同ブランドの魅力をたっぷりお届けします。
Tunmelとは?
Tunmelは、カカオの「コールドエクストラクション」の技術を持つスイスのOro de Cacao(オロデカカオ)社との出会いにより、2024年12月よりスタートした新しいチョコレートブランド。
江崎グリコ 経営企画部全社戦略・プロジェクトグループ プロジェクトマネージャー槌田智子氏は、「日本からアジアのチョコレート文化をつくりたいとの思いで立ち上げました」と笑顔で語りました。
通常、カカオを焙焼することで香ばしい風味を引き出すのが一般的なチョコレートの製法ですが、「コールドエクストラクション」では、焙焼の代わりに水を加えて低温で原料を圧搾して抽出。原料が持つ栄養素を保ち、熱によるダメージを抑えることで、カカオ本来の豊かな香りを引き出せるといいます。
この製法は古代マヤ時代から着想を得たとのことで、マヤ語で暦の単位や貴石を意味する「Tun」、ゆっくりと口の中でとろける様子を表す「Melt」をかけて、「Tunmel」と名付けられました。TとMを組み合わせ、カカオに見立てたロゴマークや、貴石がデザインされたパッケージにも注目です。
香料も含め添加物は一切使用せず、カカオと砂糖のみのシンプルな原料を用いたといい、素材の研究にも力を入れる同社ならではのこだわりを感じました。
これまで食べたことのあるハイカカオチョコレートは、ザラザラとした食感と共に強い苦味を楽しむイメージがあり、いつもは甘いカフェラテを片手に食べていました。ところが、既発売品の「ペルー 81%」「ガーナ 83%」「ドミニカ 82%」を食べたところ、カカオ80%以上なのにどうして苦味がないの!? と、びっくり!
Tunmelはなめらかにとろける食感や鼻から抜ける香りが心地よく、ゆっくりと味わい続けていたい上品な甘さが広がります。産地ごとの個性が引き出されたおいしさにも感激。新作のボンボンショコラに、ますます期待が高まります!
12月新登場「Tunmel ボンボンショコラ」
今回、「Tunmelの味わいをボンボンショコラでも楽しみたい」との顧客の声を受け、2025年12月より「Tunmel ボンボンショコラ カカオセレクション」が新登場。
一般的にチョコレートと生クリームを混ぜて作るなめらかなガナッシュや、キャラメル、プラリネなどを中に詰めた、ひとくちサイズのチョコレートをボンボンショコラといいますが、同ブランドでは、こだわりのチョコレートに生クリームを丁寧に混ぜ合わせたガナッシュを、カカオ分80%以上のチョコレートで包み込んでいます。
原料は「カカオ、砂糖、生クリーム、水あめ」のみ。カカオ80%以上のチョコレートを使用したガナッシュ生地にしっかりとチョコレートをかけ、産地ごとに異なるカカオの個性を引き立てる形状に仕立てられています。
原料が少ないからこそひとつずつの素材にこだわり、産地ごとにカカオの風味を引き立てる砂糖の種類や、生クリームの脂肪分の組み合わせをいくつも検討したのだそう。商品化に至るまでさまざまな苦労があったとのことですが、既発売品と比べて、ガナッシュにチョコレートをまんべんなくかける工程はとにかく苦労を要したといいます。
ペルー産、ドミニカ産、ガーナ産のそれぞれ異なる産地の味わいを引き出すため、ガナッシュとチョコレートのバランスやサイズを追求したという本商品。こだわりのひと粒を、じっくり試食させていただきました。
ペルー
正方形のペルー産は、カカオ分81%を使用。ひと口含むと、ガナッシュがゆっくりと溶け出し、シナモンのように華やかな香りがふわりと広がるのが印象的です。香料が入っていないのにも関わらず、花のようなアロマが感じられるのは興味深い味わいでした。
3種類の中で1番なめらかな口溶けを感じたのは、ガナッシュをより多く包んだことが理由なのだそう。ビターで複雑なカカオの風味と、鼻から抜ける香りが心地よく続く余韻が楽しめます。
ドミニカ
長方形のドミニカ産は、カカオ分82%を使用。なめらかさを残しつつ、ひと口目にほのかなカリっとしたアクセントがあるのが特徴です。濃厚なカカオのコクがじんわり広がり、後半にはやわらかな甘みとほのかな酸味が寄り添う、フルーティな余韻へ。程よいビター感と果実味がバランスよく調和した、品のある味わいに仕上がっています。
ガーナ
八角形のダイヤ形状が目を引くガーナ産は、カカオ分83%のチョコレートを使用。多角形にすることで、より多くのコーティングチョコをまとわせることができるのだとか。3種の中でも親しみやすい味わいで、ひと口でどこかほっとする印象。それでいて、香り・コクともにしっかりとしたカカオ感が楽しめる、重厚かつ満足感の高い一粒です。
冬の“ちょっといい時間”をくれるショコラ
Tunmelのボンボンショコラは、ハイカカオ=苦いというイメージを心地よく裏切ってくれる、香り・くちどけ・産地ごとの個性が際立つチョコレートでした。
日本初の製法と素材にこだわる同ブランドならではの味わいは、クリスマスやバレンタインなどのギフトにはもちろん、自分のための特別なひと休みにもぴったり。ビター寄りの味わいなので、ワインやウイスキーなどお酒とのペアリングも楽しめそうです。
今後は、一部百貨店のオンラインや、催事での販売も予定されているとのこと。見た目も味わいも趣の違う3種のカカオを、ぜひゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。












