フジテレビ系バラエティ特番『アサヒビール スマドリ THE MANZAI 2025 マスターズ』が、12月7日(19:00~)に放送。ザ・ぼんちは、コンテスト形式を除いて44年ぶりに出演する。
人気と実力を兼ね備えた漫才の名手(マスター)が一堂に会する同番組。最高顧問のビートたけしは、スタジオとは別のアパート風の一室で、こたつに入りながらテレビモニター越しに漫才を鑑賞することに。リラックスモードながらも、漫才師たちのネタを切れ味鋭く、かつ愛情たっぷりに解説するたけしの感想コメントは今年も健在だ。
そんなたけしとMCのナインティナイン、進行の小室瑛莉子アナが見守る中、漫才を披露するのは、海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、ガクテンソク、かまいたち、ギャロップ、銀シャリ、ザ・ぼんち、サンドウィッチマン、タカアンドトシ、チュートリアル、ツートライブ、テンダラー、ナイツ、中川家、錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、マヂカルラブリー、ミルクボーイの21組(※五十音順)。ザ・ぼんちは、1981年12月8日放送の『火曜ワイドスペシャル THE MANZAI 9』以来、44年ぶりの出演となる。
また、事前番組『THE MANZAI 2025 プレマスターズ』(12月6日13:35~ ※関東地区ほか)で観客投票により1位に選ばれた漫才師も登場。今年のプレマスターズに出演するのは、おおぞらモード、オッパショ石、きしたかの、ぐろう、スタミナパン、センチネル、ななまがり、ネコニスズ、バッテリィズ、ヘンダーソン、豆鉄砲、ムネタ、ランジャタイ、リニアの全14組(※五十音順)となっている。
ビートたけしとナインティナインのコメントは、以下の通り。
ビートたけし
――今年の『THE MANZAI』はいかがでしたか?収録を終えた感想をお聞かせください。
「レベルが上がっちゃって、すごいことになってるね。『THE MANZAI』に出てる人たちは、他の漫才師と差がありすぎると思うよ。ただ“上手い”だけじゃなくて、“おかしい”とか“くだらない”っていうところまで行ってるもんね。昔は上手いって言われりゃ、それで十分だったんだけど、今はそれだけじゃダメで、上手いのは当然として、“くだらない”とか、それとは逆に“よく計算されてる”とか、いろんな要素が求められる。これから漫才を始めようっていう若い人たちは、相当大変だろうね」
――“こたつスタイル”での出演は、たけしさんご自身から提案されたそうですね。
「いや~、このスタイルはいいねぇ、楽で(笑)。来年は(島田)洋七も呼んで、2人でお茶飲みながら、延々と漫才の悪口を言うのも面白いかなって思ってるんだけど。でも、最近たまに洋七が俺の家に遊びに来て、今の若手の漫才の話とかもするけど、俺も洋七も結局、自分たちより今の子たちの方が全然すごいって、もう完全に認めちゃってるんだよね。技術に関して言えば、俺たちは今の若手には到底かなわない。昔は漫才もまだ珍しくて新鮮に映ったからなのか、お客のウケ方というか、笑いの大きさは、漫才ブームの時代の方がすごかったような気もするけど、ネタのひとつひとつを細かく分析すれば、今の漫才の方が数段上を行ってるのは間違いないね」
――久しぶりに、ザ・ぼんちのお2人の漫才をご覧になられて、いかがでしたか?
「昔から全く変わってなくて笑っちゃったよ(笑)。本当のことを言うと、漫才ブームの頃って、あれだけ一緒に仕事しておきながら、芸人同士ほとんど口を利いてないんだよ。別にあの2人に限ったことじゃないけど、あいさつもろくにしなかった。だから当時の『THE MANZAI』でも、お互いに漫才の練習をしてるときは絶対近づかないようにしてたし、本番が始まったら始まったで、俺たち以外は全員失敗しろ、ウケないでくれって、ずっと祈ってたもん(笑)。でもさ、ザ・ぼんちとかB&Bとか、ドッカンドッカン、まぁウケるわけ。その笑い声が俺たちの楽屋にまで聞こえてきて、落ち込んじゃったりして(笑)。みんな負けず嫌いで、すごい時代だったね」
ナインティナイン
――今年の『THE MANZAI』はいかがでしたか?
岡村隆史「いやもう、今年もやっぱり面白かったです」
矢部浩之「目の前で生の漫才を見ることができて、幸せでした」
――出演された漫才師の方々の中で、特に印象に残ったのは?
岡村「まずはやっぱり、ザ・ぼんちさんですよね。80年代の『THE MANZAI』に出てたザ・ぼんちさんが、令和7年の『THE MANZAI』にも出ているという。しかもその漫才を、たけしさんが見ているっていうね。小学校の頃に夢中で見ていた僕たちからしたら、まるで夢のようで」
矢部「さっきスタッフから聞いたんですけど、ザ・ぼんちさんもツービートさんも、『THE MANZAI』の第1回<1980年4月1日(火))放送>に出演されていたらしくて。いわばみなさん、漫才ブームの立役者ですからね。僕らとか、僕らより少し上の世代の方々にとっては、めちゃめちゃ貴重な映像になると思うので、ぜひ見ていただきたいですね」
岡村「そうですね。そして来年はぜひ、(西川)のりお・(上方)よしおさんにも出ていただきたいなと(笑)」
矢部「僕は、本当に全組面白かったんですけど、特によかったのはチュートリアルかな。 徳井(義実)さんの、あのとぼけた顔がたまらなくて…」
岡村「わかるわ~」
矢部「(笑)。なんかこう、いろいろ紆余曲折を経ながら、ちゃんと漫才コンビとして復活して、面白い漫才をやっている姿を見せてもらったなっていう感じがして。素晴らしかったですね」
岡村「僕は、かまいたちも面白かったです。途中から、濱家(隆一)が山内(健司)にキレ始めるじゃないですか。あのあたりから、もう目が離せなくなるっていうか」
矢部「不思議なのは、ずっと聞いてると、山内が言ってることの方が正論に思えてくる瞬間があるんですよね(笑)。で、そこから濱家が巻き返していくという」
岡村「あと、詳しいことはあんまり話せないんですけど、オンエアでどんな風に編集されているかちょっと心配なのが、ナイツ。ディレクターさんが頭抱えてましたからね(笑)。でもナイツはナイツで、“やれるだけのことはやったので、好きなところを使ってください”みたいなスタンスなのが、また素晴らしいなと」
矢部「僕らとしては全編オンエアしてほしいんですけども、実際のオンエアを見たら、えらいスマートな漫才になってるかもしれませんね(笑)」
岡村「それもあり得るし、『THE MANZAI』史上初めて、漫才中に“ピー”っていう音が入るかもしれへんし(笑)。視聴者のみなさんも、ぜひ注目していただけたらと思います」
-

(上段左から)海原やすよ ともこ、おぎやはぎ、ガクテンソク、かまいたち、ギャロップ、銀シャリ、ザ・ぼんち (中段左から)サンドウィッチマン、タカアンドトシ、チュートリアル、ツートライブ、テンダラー、ナイツ、中川家 (下段左から)錦鯉、NON STYLE、博多華丸・大吉、爆笑問題、パンクブーブー、マヂカルラブリー、ミルクボーイ
-

(上段左から)おおぞらモード、オッパショ石、きしたかの、ぐろう、スタミナパン (中段左から)センチネル、ななまがり、ネコニスズ、バッテリィズ、ヘンダーソン (下段左から)豆鉄砲、ムネタ、ランジャタイ、リニア
【編集部MEMO】
ザ・ぼんちは、2014年に賞レースの『THE MANZAI』に出場し、認定漫才師に選出されている。
