『サントリー1万人の第九』囲み取材が11月21日、ガルバホールにて開催され、司会を務める松岡茉優、朗読を行う蒼井優、総監督・指揮の佐渡裕氏が出席した。

  • 『サントリー1万人の第九』囲み取材に出席した松岡茉優、佐渡裕、蒼井優(左から)

    『サントリー1万人の第九』囲み取材に出席した松岡茉優、佐渡裕、蒼井優(左から)

『サントリー1万人の第九』は、ベートーヴェンの「第九」を1万人で合唱するというもの。1983年からスタートし、冬の風物詩となっており、今年で43回目を数える。今年は12月7日に開催。公演の模様は12月20日に特別番組(MBS・TBS系全国ネット)で放送される予定だ。

昨年に引き続き司会を務める松岡は「私が18歳のとき、初めて出た海外ロケが、ベートーヴェンの第九のロケだったんです」と縁が深いことを明かすと「昨年初めて会場に入り、心も体も震えてしまって、本当に素晴らしい時間でした。歌っている姿が命の輝きのように感じられて、1万個の命の輝きが一斉に高鳴っているような様子が、あまりにも美しかった」と振り返る。

昨年は感動に震えてばかりいたという松岡だが「今年は、お茶の間で1万人の第九を楽しみにしていらっしゃる方に、きちんと言葉で感動を伝えられるように精一杯頑張ります」と意気込みを語る。

一方、1万人の合唱団を前に朗読をするという大役を担う蒼井は「私みたいなノミの心臓の人間はどうなっちゃうんだろう」と不安を口にするが「みんなと高揚し合う気持ちで『みんなが見ている』と思うのではなく『みんなは仲間なんだ』という気持ちでいればいけるのかな」と自分に言い聞かせるように話していた。

数々の舞台を経験している蒼井だが「1万人もの人の前に立ったことはないです」と語り、「多分一番多い会場でも2000人ぐらいの舞台。舞台では1~2カ月稽古をして臨むので、大丈夫なのですが、今回は前日にリハーサルするのみなので……。お客さんと『同志』と思って頑張りたいです」と改めて意気込みを述べる。

昨年、1万人の前で司会をした松岡に「蒼井さんにアドバイスをするなら?」と質問が飛ぶと「尊敬する大先輩にアドバイスなんて恐れ多いです」と尻込みするが「私と蒼井さんにはこう見えて一つだけ共通点があるんです」と言い、「ハロオタ(ハロー!プロジェクのオタク)なんです」と見つめ合う。

松岡は「苦しいときは、私たちのそばに、いつもハロー!プロジェクトがいます。多分お互い、つんく♂さんが書いた『たった1人を納得させられないで世界中口説けるの?』という歌詞が流れていると思うので」と蒼井に伝えると、蒼井も「はい。その気持ちで頑張ります!」と笑顔を見せ、「先日Juice=Juiceさんの武道館公演を見させていただいたんですけど、あそこも1万人のお客さんだったなと思って。やっぱり1万人ってすごい人数だなというのを思うと、武者震いがしてきます」と話した。

また「第九」と言えば年末の風物詩ということで、松岡と蒼井に今年1年を振り返ってもらうと、松岡は「推しの話ばかりで申し訳ないですが、久しぶりに“現場復帰”した1年でした」とハロプロのライブに足を運んで生で応援したことを明かし「推しは生きるすべて。推しがいることで日々が輝くことを、いまさら思い出した1年でした」と語る。

蒼井は「子供が生まれてから1年を振り返る間がないぐらい」と時間が過ぎるのがあっという間であるというと「『明日はどこに連れて行こう』『明日の朝、何を食べさせよう』なんてことばかり考えていたらもう1年が過ぎたみたいな。でも間違いなく今回の第九で感じる振動や熱気は、私にとってこの1年が、かけがえのないようなものにしてくれると思っています」としみじみ語っていた。