ミズカラは、10月21日に25歳~59歳の既婚有職男女500名を対象とした「"いい夫婦"の関係性」に関する意識•実態調査を行った。調査はインターネット上で行われた。

11/22は言わずと知れた「いい夫婦の日」。今年は土曜日(しかも3連休初日)ということもあり、お祝いやお出かけする夫婦も多いのでは。ところで「いい夫婦」とは何だろうか。夫婦仲の良さには何か秘密や条件があるのだろうか。それらを明らかにするため、調査を行った。

調査の結果、夫婦の間で夢や価値観を共有できているほど、夫婦仲も良い傾向が鮮明に出た。一言で「夫婦」といっても、その関係性は100組100様。仲が良くない夫婦間では、せっかく一緒にいるのにお互いの価値観のすり合わせが全く進んでいないというケースもあるようだ。

もちろん「そもそも仲が良いから価値観共有も進む」わけなので、この結果は当然といえば当然。しかしここまで歴然とした差が出るのは予想外だった。今回の結果から「逆算」して考えれば「仲を良くするために、積極的に価値観を共有する」ことも有効なはず。相手の話を引き出すには、まずは自己開示から。まずは身近な話題で「自分はこう感じた」と投げかけるところから始めてみるとよさそうだ。

お互いの価値観を理解し合っているといっても、当然すべてを受け入れられるわけではない。ストレスや違和感を感じる部分については、率直に打ち明け、時には改善の努力も必要になるだろう。実際夫婦はどの程度すり合わせを行っているのだろうか。

調査の結果を見ると、いい夫婦=仲の良い夫婦に至る道のりは「お互いの歩み寄り」の努力そのものであることがわかる。長く一緒にいれば当然何かしらの問題や齟齬は起きるもの。それを一つずつ解決していくことで夫婦の絆は磨き上げられていくということだろう。

一方で「改善を試みたことはない」の回答割合は夫婦仲レベルに関係なく共通して40-50%程度となっている。ただその内容はおそらく違っており、仲が良い夫婦は「そもそも違和感がない」のですり合わせの必要がないケースが多く、そうでない夫婦は「あきらめている」ケースが多いことが推察される。

「夫婦関係」を考える時に一番のロールモデルは「両親」だ。そこで、幼少期の自分の両親の夫婦関係が、現在の自分の夫婦関係にどのような影響があるのかについて調べてみた。

結果はやはり、現在の夫婦関係は、自分の両親の夫婦関係の傾向を一定引き継ぐ傾向があることが明らかになった。喧嘩ばかりしている両親を見て育つと、「夫婦関係とはそういうものだ」という観念が定着し、大人になって自分が夫婦関係を構築する際にも同じような関係性構築を繰り返してしまうということだろう。

決定的な影響力、とまではいかないものの、両親の関係性を一定引き継ぐという傾向は明らかだ。これは「夫婦関係ってこういうもの」という夫婦観が、幼少期から無意識のうちに刷り込まれることが原因だ。私たちは無意識に備わった「ビリーフ(信念、固定観念)」に基づいてあらゆる価値判断をしていく。自分で考えて判断しているように思っていても、実は理性的判断の遥か手前に「無意識の感情的判断」が下されており、理性の判断は概ねそれを追認しているだけ。今回の調査では、全体の8割が「夫婦仲は良い」と回答した(非常に仲が良い 24.6%/どちらかというと仲が良い 57.2%)。これは「夫婦というのは仲がよいものだ」というビリーフが代々継承されている、ということでもある。この良き継承文化をさらに磨き上げるために、お互いの価値観共有や歩み寄りを意識的に行っていく必要がありそうだ。

(株)ミズカラ REBOOSTチーム調べ