大井川鐵道は、JR西日本から譲り受けた12系客車の営業運転を11月16日から開始し、同日に新金谷駅で出発式を開催した。その様子をまとめたレポートも公開している。

  • 12系客車の出発式を新金谷駅で11月16日に開催

    12系客車の出発式を新金谷駅で11月16日に開催

出発式は新金谷駅1番ホームで11月16日の14時45分頃から15時10分頃まで、EL急行列車の下り「かわね路53号」(新金谷駅15時11分発、家山行)の出発に合わせて行われた。JR西日本から譲り受けた12系客車は5両だが、運行初日の同列車はスハフ12-129を除く4両(オハ12-346、オハ12-345、オハ12-341、スハフ12-155)で運行。「ED31 4」が客車4両を牽引した。列車は家山駅で折り返し、家山駅16時16分発、新金谷行の上り「かわね路54号」として運行された。

出発式で挨拶した大井川鐵道代表取締役社長の鳥塚亮氏は、「なぜ大井川鐵道でブルートレインかということですが、皆様ご記憶にあると思いますが、ブルートレインは天下の東海道を走っていた列車であります。ですから、静岡のこの地に大変ふさわしい、これがブルートレインだと我々は考えております」と述べた。

  • 出発式当日の様子

  • 12系客車の車内

  • 12系客車の外観

鳥塚氏への質疑応答で、「ブルートレイン導入の想いは?」との問いに、「東海道にブルートレインを復活させ、大井川鐵道をブルートレインの聖地にしたい」と回答。「今後の運用は?」との問いに、「電気機関車・SLの両方の観光列車として運行。SL牽引の場合、往路は SL、復路は電気機関車が牽引し、1度で2種類の列車を楽しめます。食堂車の通年運行や夜行列車、年越し列車も計画中です」と答えた。なお、食堂車および夜行列車の詳細については、近日中にプレスリリースで案内すると説明している。