Prime Videoで昨年配信され、オリジナルバラエティ番組視聴者数歴代1位(※Amazon MGM スタジオが日本で手掛けたバラエティ作品における配信後1カ月以内の国内視聴数)となったコンテンツの第2弾『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ2025』が、21日20時から配信される。

出演芸人が一度限りのオリジナルコンビを組み、数々のお題に即興で挑んでいく新しいフォーマットは、配信時代ならではの“お笑い賞レースの新形態”として高く評価されたが、その第2弾ではどのように進化を遂げたのか。総合演出の橋本和明氏が制作の舞台裏を語った――。

  • 『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ2025』

    『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ2025』

緊張感が熱気に変わっていく収録

「第1弾は、正直言うと何も知らない状態から勢いで突っ走れた部分がありました。でも今回はすでにブランドができている。前回を超えたい、もっと多くの人に楽しんでもらいたいという期待の中で作るのは、スタッフにとっても出演者にとっても簡単ではありません」と、第2弾のプレッシャーを語る橋本氏。収録現場にも、その緊張感が色濃く漂っていた。

「第1弾の時は、芸人さんたちも和気あいあいとしていて、“よくわからないけど新しい番組が始まる”という雰囲気でした。でも今回スタジオに来た芸人さんたちは、みんな見たことのない硬い表情をしていたんです(笑)。普段『有吉の壁』で会っている芸人さんも、“吐きそうです”っていうくらいプレッシャーを感じていて。ブランドが確立されたがゆえの重みを全員が背負っているんだと思いました」

MCの千鳥・ノブも「2回目はスベることもあるから頑張らないと」と語っていたというが、収録が始まるとその空気は次第に熱に変わり、橋本氏は「ホッとしました」と胸をなで下ろした。

小籔千豊、大久保佳代子がまさかの参戦

『THEゴールデンコンビ』の見どころの一つは、予想外の組み合わせによる化学反応だ。

「今回も“この人がこの人を指名するんだ!”という驚きが随所にあります。例えば、さや香の新山さんが小籔(千豊)さんを指名したときはスタジオがザワつきました。小籔さんほどのキャリアがあれば、こういう番組には出なそうじゃないですか。でも、芸人さんの中には“この人に指名されたらやるしかない”というマインドがあるのだと思いました」

さらに、大久保佳代子(オアシズ)が参戦したことも大きなサプライズだった。

「即興コントは久々なので、“オファーを受けたことを後悔している”と言っていました(笑)。でも、それほどのプレッシャーを背負ったベテランが舞台に立つからこそ面白い。そこで僕らにできることは、そういう芸人さんたちが肩を回せる環境を作ること。ショーアップした緊張感をより笑いに変えられるようパワーアップして臨みました」

その根幹をなすのが、お題作り。半年以上を費やし、千鳥とも4~5回にわたり打ち合わせを重ねた。芸人が伸び伸びできる題材と、あえてやりづらさを残す題材、そのバランスにこだわったという。