MS&ADインターリスク総研は10月22日、「企業のリスクマネジメント実態アンケート」の調査結果を発表した。同調査は8月28日~9月10日、548名を対象に、インターネットで実施した。
3年から5年後に企業にとって最大の脅威となるリスクについて尋ねたところ、最も多い回答は「人的資本・人材確保リスク」(23.9%)で、「気候変動・自然災害の激甚化」(15.9%)が続いた。
業務上、現在関心の高いリスクで多かったものは、「気候変動・自然災害の激甚化」(11.1%)、「サイバーセキュリティ」(10.7%)、「コンプライアンスリスク」(8.9%)だった。
現在の自社のリスクマネジメントの取り組みについては、「かなり不十分」「やや不十分」と感じている企業が約3割にのぼることもわかった。

