子どもたちの夏休みシーズンも残りわずか。浅草ビューホテルでは、つくばエクスプレス(以下TX)とコラボした子ども向けのイベント「遊んで学べるTX鉄道体験」を実施中だ。また、鉄道好きなら是非とも泊まってみたい「わくわくトレインルーム」の宿泊予約は年末まで受け付けている。

  • 浅草ビューホテル(東京都台東区西浅草3-17-1)が、TXとコラボを展開中

わくわくトレインルームとは?

浅草ビューホテルとTXのコラボについて、関係者に話を聞いた。開業から20周年を迎えるTXでは、昨年より沿線のいくつかの企業とコラボ企画を進めていた。そのなかの1社が、折しも開業40周年を迎える浅草ビューホテルだった。両社では半年ほどかけて、今回のコラボを形にしていったという。

  • メディアに公開された「わくわくトレインルーム」

「わくわくトレインルーム」は、浅草ビューホテルの歴史でも初めてというコンセプトルーム。1日1室限定で、7月4日から宿泊客を受け入れている。おおよその宿泊費は(日にちによるが)2名1室で5万円前後~。ベッドは3台あり、小さな子どもなら添い寝もできるので、実質4名まで泊まることができる。夏休み中の予約は完売状態だが、その先は、まだ空室もあるという。

  • TXをモチーフにしたインテリアが楽しい

宿泊できるのは2025年12月28日まで。来年以降の「わくわくトレインルーム」の設置状況が気になるところだが、現在、浅草ビューホテルでは部分的に改装工事を行っており、来年の予定は現在のところ分からないという。

  • 窓の外は東京スカイツリー。空まで線路が続いているようなイラストが描かれている

ちなみに夏休み中は、たくさんのファミリー層が泊まっているそう。関係者は「TXは東京、埼玉、千葉、茨城を通っています。そこで、宿泊されるお客様もTX沿線に住んでいる方が多いという印象です。茨城、千葉あたりから東京にお越しの際にご利用いただいております。TXさんは地元に愛されている路線だなぁ、と感じます」と話していた。

そして現在、「遊んで学べるTX鉄道体験」イベントも実施されている。超大型スクリーンでリアル運転士(乗務員)体験ができたり、オリジナルTX車両を工作できたり、TX-3000系 実寸大ヘッドで記念撮影できたりと、子どもたちが喜ぶ企画が準備されている。このたび8月26日~29日の5日間限定で、新たに56名分(1日あたり14名)の特別体験枠が用意された。この予約受付は、専用予約サイトにて8月25日12時より開始している。

  • リアル運転士(乗務員)体験は、未就学児~小学生が対象。各日30名限定で、事前予約制

  • TX車両に色を塗って、世界にひとつだけのオリジナルTX車両を作る工作コーナー

  • TX-3000系 実寸大ヘッドもお目見えした

地域に根ざした企業を目指して

浅草ビューホテル、TXの両社は25日、メディア説明会を共同開催した。冒頭、つくばエクスプレスを運営する首都圏新都市鉄道から渡邊良社長が挨拶。「昨日、私どももTX開業20周年を祝う"出発進行式"を秋葉原駅にて行いました。このたびは、浅草観光において大きな拠点となる浅草ビューホテル様と、このようなコラボができることを大変嬉しく思います。私も事前に拝見しましたが、「わくわくトレインルーム」では線路が東京スカイツリーまでつながっており、とても驚きました。ほかにも「遊んで学べるTX鉄道体験」など、TXづくしの取り組みを企画いただき、本当にありがたく感謝する次第です」と笑顔を見せる。

  • 首都圏新都市鉄道から渡邊良社長(左)と、浅草ビューホテル 総支配人の佐藤和彦氏(右)

またヒューリックホテルマネジメントから、浅草ビューホテル 総支配人の佐藤和彦氏が登壇。コラボイベントの効果については「これからの未来を担う子どもたちに、たくさんの貴重な体験をしてもらえたら。そして、つくばエクスプレス、浅草ビューホテルをより身近に感じてもらえたら嬉しく思います」と期待を口にする。そのうえで「両社はこの周年を機に、今後はさらに地域に根ざし、ご利用いただくお客様のご期待に応える交通機関とホテルになれるように努力してまいります。変わらぬご愛顧とご支援をいただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします」と話した。