リゼクリニックは8月7日、中高年男性の「老い」と「毛」(若さへの願望)に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2025年7月23日、40~60代の男性720名を対象にインターネットで行われた。
中高年の「シニア毛」とは
若いときは気にならなかった眉毛や耳毛が、ミドル世代に差し掛かるころから気になりだす男性が増える。同クリニックの総院長 赤塚正洋医師によれば、それは「毛周期が長くなるから」だと考えられる。本来、一定の長さになると抜け落ちるはずの毛が加齢(老化)に伴い毛根にある毛乳頭周辺の「毛母細胞」という細胞組織が衰えることが原因で、毛の生え変わり毛周期が長くなることにより若い時には産毛のうちに抜け生えしていた毛がなかなか抜けず濃く太く成長し、耳毛や鼻毛、眉毛などの「毛」が長く伸びてしまっているように見え、目立つようになるという。
シニア毛に対する「意識ギャップ」が可視化
「他人の長く伸びた耳毛(シニア毛)」に対し、中高年男性の半数が「気になったことがある」と回答(47.6%)した。他人の「シニア毛」が気になる中高年男性は5割という結果に。
40歳を過ぎてから「眉・鼻・耳」の毛が伸びやすくなったと感じますか?という問いに対して、中高年男性の6割以上が「感じる」と回答した。特に60代男性の7割が「眉・鼻・耳」の毛が伸びやすくなったと実感していることがわかった。
「友人に長い耳毛が出ていた時」「伝えられない」と答えた人が過半数の56.3%で、「伝えられる(43.8%)」を上回った。特に50代(60.4%)・60代(57.1%)では6割近くが「伝えられない」と回答。年齢が上がるほど、他人へ指摘しづらくなる傾向が調査からうかがえる。
一方で、「自分の耳から長い毛が出ていた時」に「伝えてほしい」と答えた人は84.3%と圧倒的多数となった。年代別では、60代男性が最多で、9割近くの87.9%が「伝えてほしい」と回答するなど、誰しも「自分の耳毛が伸びていた時は教えてほしい」と思っていることが判明した。
中高年男性の"美容意識"の実情について
「周囲からどう見られたいか?」の問いに、「若く見られたい」と中高年男性の61.5%が回答した。最多は「40代男性」で、7割(65.8%)が「若く見られたい」と回答。なかでも、「少し、若く見られたい(マイナス3~5歳)」と、自然な若々しさを求める中高年男性が多い傾向に。「若見え」は世代を超えた共通の願望ということが今回の調査により分かった。
「あなたは肌のケアをしていますか?」の問いに、過半数以上となる55.8%が「肌ケアをしている」と回答。 「今後挑戦したい」と回答した50代は4人に1人にのぼり、25.8%と年代別で最多になった。また「美容に意欲的な中高年男性」は78.4%(ケアしている+今後挑戦したい)にも上った。
「肌ケアを始めようと思った理由」は、「加齢とともにシミやシワが気になり始めた」など、記入式回答をカテゴリー別に分類すると「見た目・肌の変化を実感」する方が39.8%と最多に。「美容関連の商品を実店舗で購入すること」に対し、93.3%が「抵抗なし」と回答するなど、今や抵抗なくミドル世代男性が美容グッズを買える時代になったことが分かった。
中高年男性の脱毛事情
「中高年男性の脱毛をどのように感じるか?」の問いに、中高年男性の9割が「肯定的」と回答(86.7%)した。年代が下がるほど「脱毛に肯定的」が多い傾向であるなか、60代男性でも8割が「肯定的」であることが判明(80.0%)した。年代を問わず脱毛に対する抵抗感は少なくなっている様子がうかがえる。
「機会があれば脱毛をしてみたいか?」の問いに「脱毛してみたい(60.0%)」と意欲を示した中高年男性は6割に及び、60代男性も46.3%が「脱毛をしてみたい」と回答するなど「中高年男性による脱毛」は、もはや「珍しくない」時代であることが分かった。
老け見えのポイントは?
実年齢よりも「老け見え」する"外見的なポイント"は何だと思いますか?と尋ねたところ、中高年男性の6割が「白髪(頭髪)」により老けた印象を受けると回答した。「鼻・耳・眉の長い毛」が老け見えポイントだと感じる中高年男性は3割(28.8%)だった。












