日本テレビ系では、「平和を歌おう。戦争を語ろう。」をテーマに、戦後80年特別番組を11日週のゴールデン・プライム帯で3本放送する。

  • 「平和を歌おう。戦争を語ろう。」

『昭和平成令和 日本人を支えた80年80曲』(11日19:00~)では、1945年から2025年までの80年間の音楽シーンを象徴する楽曲を1年 1曲ずつ厳選。ジャズ、歌謡曲、フォーク、ロック、アイドルソング、J-POP、ネット発ヒット曲、SNSのバズ曲まで、日本人の生活と共にあった1年1曲、80曲を貴重アーカイブ映像やアーティスト本人による歌唱で送る。MCは、昭和代表・堺正章、平成代表・小泉孝太郎、令和代表・SixTONESが務める。

『真相報道バンキシャ! 特別編 “終末時計”を早める世界のトップたち』(15日19:00~)では、戦後80年の節目にあたって、平和の揺らぎを感じさせる世界中に広がる“戦争の予兆”を取材して放送。番組の軸となるのは、科学者たちが“人類の終末”を象徴的に示す「終末時計」。2025年現在、残された時間はわずか“89秒”。いま、この針を早めているのは誰か。そして、針を戻すことはできるのかを問う。

MCは、15年以上にわたり戦争を取材し続けてきた櫻井翔と、現場主義を貫くキャスター・桝太一。彼ら自身が、“戦争の予兆”ともみてとれる現場に取材に入り、いまそこで何が起こっているのか、身をもって感じ、伝える。また、吉高由里子が祖母の故郷である広島を訪れ、被爆した方たちがこの80年をどう生きてきたのか、そして若い世代が語り継ぐためにどんなことが必要なのか、話を聞く。

同15日の『金曜ロードショー』(毎週金曜21:00~)では、『火垂るの墓』を放送。作家・野坂昭如が自らの経験を元に執筆、第58回直木賞を受賞した小説を原作に、高畑勲監督が戦争末期から戦後の混乱期を14歳の少年と4歳の少女が精いっぱいに生きる姿を描いた物語だ。高畑監督が追求したリアリティーが随所で徹底され、当時の神戸の町や人々の様子、B29による爆撃の恐ろしさなどが描かれている。声優も舞台と同じ関西地区出身者から選ばれ、空襲で母を亡くした14歳の少年・清太の声を映画公開当時16歳の辰巳努、4歳の妹・節子の声を当時5歳の白石綾乃が演じている。

(C)野坂昭如/新潮社,1988