国土交通省は、都市鉄道の混雑率調査結果(2024年度実績)を7月29日に公表した。都市部の路線における最混雑区間の混雑率も公開しており、2024年度も日暮里・舎人ライナー(東京都交通局)が最も混雑率の高い路線となった。同路線は5年連続で混雑率ワーストが続いている。
混雑率は「最混雑時間帯1時間の平均」とされ、今回はおもに2024年10~11月の1日または複数日の乗車人員データをもとに計算している。日暮里・舎人ライナーの最混雑区間は「赤土小学校前→西日暮里」間。2024年度、最混雑時間帯となる7時30分から8時30分までの輸送力4,887人(5両編成×19本)に対し、輸送人員8,664人、混雑率177%となった。
前年度と比べて、輸送力は同じだが輸送人員が500人近く増加(2023年度の輸送人員8,187人、混雑率171%)。今回公開された路線で唯一、混雑率170%を上回っている。
なお、東京都交通局は日暮里・舎人ライナーの朝ラッシュ時間帯における混雑緩和を目的に、ロングシートの330形を導入して車両の置換えを進め、2024年度に完了。全編成の8割をロングシート化し、輸送力の増強を図った。2025年2月のダイヤ改正で、平日の6・9時台と土休日の6~9時台に日暮里方面の列車を増発している。
