フジテレビの番組審議会がこのほど行われ、7月6日に放送された同局をめぐる一連の問題の検証番組『検証 フジテレビ問題 ~反省と再生・改革~』に対して、意見が上がった。
肯定的な意見としては、「基本的には第三者委員会の報告に沿いつつも、アジェンダありきではなく、中心的な事項である当該女性にそのような思いをさせてしまった判断、コンプライアンス・ガバナンスの不足というところと、セクハラや性差別的なまなざしの横行という風土を扱ったのは、王道で良かったのではないか」。
また、「清水社長の“ハラスメント体質がある人が参加する企画はもう受け入れない。企画選定を厳格にする”という発言はとても強いメッセージ。これまでのタレント事務所、大物タレントとの共依存関係を断ち切るという宣言でもあり、伝わるところには刺さった言葉だったと思う」と評価があった。
一方で、「会社全体がいかに風土を変えていくのかという話が足りなかった。番組内で大きな取り組みの話はいろいろあったが、具体的な事案にどのように毅然と対応しているのか、もっと聞きたかった」という意見も。
また、「なぜ日枝氏が取材に応じなかったのか残念でならない。報道機関のトップでもあったわけだから、後進のためにも視聴者のためにも説明する責任があった」という指摘や、「継続性が求められていると思うので、半年後か1年後に、継続的な改革を進めているというメッセージの番組を作るのも良いのでは。今回の検証を踏まえ、1年後、2年後、3年後とどのような改革を進めているかについての特別な検証番組を作ることによって、見方は変わってくるのではないか」とする提案もあった。
